2016年2月
JB33 ショックマウント折れ
本日は、JB33のリヤショックのロア側マウントボルト折れの修理です
JB系のリヤショックのロア側マウント折れは、年間でも数台ご入庫されます
オフロードでのマウント突き上げによるボルト折れや、マウントボルト緩みから生じるボルト折れなどなど
この修理は非常に厄介で、当社も当初はボルト穴を貫通させ、ナットとボルトで共締めさせていましたが…
貫通作業が難を極め、一か所貫通させるのにも小一時間掛る作業でした
費用対効果の面からも良くないと…色々試行錯誤した結果、マウント自体をブラケットで移動させ、既存の折れたマウント部は
溶接にて固定補強することに
この様にすることで、直接ショックへのヒットが無くなり、ボルト折れの心配は無くなります
また、リヤのスプリングシートからも数㎜オフセット出来ますので、ショックボトムへの干渉も防げますので
ボトムの太いPRO COMPやRANCH製のショックなどには最適のアイテムかも
お客様の故障で、考えさせて頂ける事が技術の進歩につながる事なのかも知れませんね
新規ご入庫の78プラド
本日は、新規にご入庫して頂きましたN様の78プラドの各部修理です
「 冷間時のエンジン始動が悪い」との事でご入庫されました
ボンネットを開けて点検しましたところ、微かに軽油の匂い これは高額修理になりそう~
燃料噴射ポンプを疑ってみましたが…
どうも燃料フィルター付近が濡れています
良かった訳ではありませんが、燃料フィルターから噴射ポンプへ燃料を送るフューエルホースに亀裂があり、どうもエアー噛みしているようです
新車ワンオーナー車で、走行23万キロの車両ですが、どうも一度も燃料フィルター交換実施されてないようです
お客様にご説明の上、燃料フィルターも同時に交換させて頂きました
「画像4」のように、フィルターを開けてみますと、燃料とゴミと水が混ざっています これは噴射ポンプも痛みますし、
寒くなるとエンジン始動も悪かったと思います
「せっかく入庫させたので、他も診て下さい」 ということでしたので、簡単に点検させて頂きました
23万キロの車両ですので、細かな所まで点検すると費用がかさみますので、片目瞑っての点検実施
見過ごせない箇所の、フロントナックル部のガタ大 マニュアルシフトのふにゃふにゃ感
78プラドも少しずつですが、部品供給がストップしてきたパーツもありますので、この2か所の修理ご提案させて頂きました
「まだまだ乗り続けたい」 お客様のお手伝いです
今日は小雪降る日で、寒くなりましたが…頑張りましょう
シフトコントロールリテーナー内のシフトシートが無くなってしまっています
JA系 GLOBALクラッシック製作
当社人気のJA系のクラッシックコンプリートの製作です
色替え全塗装から2台が戻ってきました
本日から、リフトアップ、外装カスタマイズへと製作中です ご興味ある方は是非一度ご覧下さい。
今回の2台は、ベージュ系と濃緑のブラウン系で塗装させて頂きました
下回りの防錆シャーシ塗装や、ワイパーアーム、ヘッドライトリング、サイドアンダーミラーアームなどのサビの出やすいパーツは
サビ防止塗装後、2工程の艶消し塗装で、リフレッシュです
リヤフェンダーエンドのカット部は、 やはり防止効果抜群の刷毛塗り施工でサビ止めです
ホイールのマッドブラック塗装後、トランパスMT組み込みで、少しずつ形になてきました
ご興味ある方は是非一度ご覧下さい。社員一同皆さまのご来店心よりお待ちしておりますm(__)m
JA22 リフォーム完成(^^)v
昨年10月末にお預かりさせて頂きましたO様のJA22 のリフォームがようやく完成致しました
3ヵ月近くお時間頂きましたが、本当に遅くなり、ご協力とご理解ありがとうございますm(__)m
また当社にこの様なご縁頂きました事、社員一同感謝です
お預かり期間中、何度か「美味しい差し入れ」などまで頂き、一生懸命頑張らせて頂き、渾身の仕上がりです
エンジン廻りの整備から、ナックル・足回りのオーバーホール、色替え全塗装などなど…
ヘッドライトリングやフォグランプハウジングなどのサビ落とし、内装リフレッシュ清掃…「愛車」として復活です
当社の社訓にもありますが、「納品時は、納める側が一番楽しみになる位、入魂しないとイケません」
お客様からご依頼を受けた作業内容はさせて頂き100点 GLOBAL満点は自己満足120点です
明日の納車では、お客様評価点は何点頂けるかな~
明日の納車が楽しみです 天気が良いといいのですが…
この時期ですので、スノータイヤでの納車がチョット残念です
マッドブラック色アルミ履き替えで、春には本当の完成ですね
ワイパーアームやサイドアンダーミラー、インパネダストパネルなどもサビ落とし後、
防錆下塗り後-2工程で塗装させて頂きました
テールユニットや、ナンバー灯のスチールビスは錆びにくいビスに交換させて頂きました
純正マフラーエンドにはステン製マフラーチップを溶接で取付 チョットお洒落でしょ
ランクル70 車検整備
2月、3月は怒涛の継続車検整備で、代車のオイル交換時期が過ぎてしまう程のがフル回転です
本日は、本当に希少な限定車の国防色ランクル70の車検整備です
走行20万キロ 毎年車検ですので、やはり永く乗れますね~
でも、サビにはやはり勝てず 今回の車検では、排気漏れが修理不可能で、センターマフラーの交換となってしまいました
ランクル70系、プラド70系のセンターマフラー交換には、コツが必要です
ボディーフレーム上を通っていますので、簡単には交換出来ません
モータース様から、外し方のお問合わせがよくありますが、マフラーウエート横のステップアングルと、ミッションを下げ
知恵の輪のように外していかないと外れてきません
おそらく生産段階では、ラダーフレーム車ですので、エンジン積み込み後ボディーを載せているんでしょうね~
トヨタにしては珍しい落ち度かもしれませんね~
当社もようやく、2月満了の車検が終了し、3月満了のユーザー様を順次整備させて頂きますので、お待ちのお客様m(__)m
順次ご入庫ご案内させて頂きますので、もうしばらくお待ち下さい
ランクル70 燃料噴射ポンプO/H
新規ご入庫のランクル77の燃料漏れ修理です
昨年、県外のショップにてご購入されたランクルだそうですが、ご近所のモータース様で燃料漏れの指摘を受け
当社にて修理のご依頼でご入庫です
燃料噴射ポンプの故障は、やはりこの時期が多く、燃料が固くなってくると古くなってきたOリングから燃料が漏れてきます
軽度の燃料漏れの場合には、車上で修理が出来るのですが… 今回の場合は、漏れが酷くかなり以前から漏れていたようです
噴射ポンプを車上から一旦外し、全オーバーホールとなってしまいました
1HZの噴射ポンプ外しは、タイミングベルト外しからの作業となります
リフトアップ車のポンプ外しは、腰痛持ちには堪えますね~
オーバーホール後は、エアー噛み、噴射テストさせて頂き、職場へ戻した後は走行テスト実施で完成です
燃料フィルターも定期的には、交換してあげましょうね