2016年8月
78プラド 電動フリーハブO/H修理
昨日夜、緊急ご入庫のランクル78プラド
走行中、激しい異音が発生 本日からさっそく原因追究作業です
フロント部から異音が発生との事ですので、一番疑わしいのはオートフリーハブです
この電動フリーハブは、経年と共によく壊れますが、モーターを点検してリますと…しっかり動いています
しかし、ハブブロック内のスプラインベアリングは非常にサビが多く、手動で回してみると 「ゴロゴロ」 と油脂の無い乾き切った音
やはりハブプロック本体が原因のようです
但し、このハブブロックはメーカー値上げ値上げで、片側5万円以上と今や高額で、この機会のマニュアルハブへ装換されるお客様も多くいらっしゃいます
しかし今回は、この電動フリーハブをオーバーホール修理させて頂きました
オーバーホール大好きGLOBALでは、NG電動フリーハブを部品取りでストックしておりますので
まずはスプラインベアリングの良好な固体からブラシとモーターを外し、分解組み上げさせて頂きました
マニュアルハブへの装換費用よりも安く修理が出来、お客様のお財布応援させて頂きました
やはり修理で直る事は勿論良い事ですが、それが安価で直れば一番良いですね~
JA22 車検整備&ナックルオイルシール交換
本日は、継続車検でご入庫頂きましたJA22の車検整備です
15万キロのK6Aですが、ナックルのオイルシールが破れてしまっています
ナックルアーム部が錆びてしまい、オイルシールを傷つけてしまいナックル内のグリスを流してしまっています
ナックル分解後、ナックルアームを磨き磨きで凹凸を無くしてからサビ防止剤でカーキングです
この手間が必須です この手間を惜しむと…せっかく交換したオイルシールを直ぐにキズ付けてしまい、キングピンベアリングを固着させ
ジムニー特有の 「ジャダー」 を発症させてしまいます
このひと手間の部分は、お客様にはお見せしませんが、当社の自己満足の範囲ですので、結果調子よく乗って頂ければ、それが当社の喜びです
JB23 ACコンプレッサー、マグネットクラッチ固着(^^ゞ
本日は、お盆休み期間中に、走行異音で緊急搬送にてご入庫されましたJB23のACコンピレッサー修理作業です
24年式、走行4万キロ程度のジムニーに何が起きたのか…と心配しましたが…
異音も相当酷い大きな異音 現車入庫後よく診てみると…ACコンプレッサーのクラッチが焦げ付いてしまっています
ACコンプレッサーのマグネットクラッチの焼き付きのようです
走行4万キロ程度で当社も前例が有りません
原因は他にあるようで、どうもボンネットが社外 「画像5」 に交換されており、そのボンネットに機関冷却効果を上げる為の雨樋のようなフードが6か所
雨降りなどでは、そのままエンジンルーム内には相当の水が入ってくるよです
そのダクトの一か所真下にはACコンプレッサーがあり、クラッチをサビさせてしまいロックしたものと判断です
カスタマイズパーツの製作販売する会社は、商品を売らないとイケませんので、メリット部分だけを誇張されますが、デメリットの説明はキチンと説明される会社は意外に無いようです…
社外パーツ取付による機能向上の裏にあるデメリットもしっかり理解してのカスタマイズを楽しんで下さいね
作業はコンプレッサーボディーのシャフトも既に固着状態でしたので、中古ボディーにマグネットクラッチ組付けで本体オーバーホールさせて頂きました
当然クーラーガスも抜けてしまいますので、真空引き新ガス入れ作業で完成です
今回の修理費用は、社外ボンネット代よりも高くついてしまったのではないでしょうか
お客様も気分はブルーでしょうが、当社も納車時に楽しみが無くホント辛い納車になってしまいました
GLOBAL石川店(^^)v
本日のGLOBALは石川営業所のようなピットになりました
石川県からの新規ご入庫のJB23のジャダー修理と、J55のクラッチオーバーホール作業です
いずれのお客様も2ヵ月近くお待ち頂き、本当にご理解とご協力、このご縁に感謝です。
毎月、コンスタントに入庫します修理が 「ジャダー修理」 です
特にジムニーのJB23系に多くの症状が出てしまいます。
これは、リフトアップ車やノーマル車に関わらず、皆さんご相談頂く内容は
「60キロ位から、ハンドルが異常に揺れだし、速度を落とさないと収まらない」
「いつも、この症状が出る道が決まっている」…などなど
当社もかなり前から、何台ものジムニーを修理させて頂きました。
当初は、「キングピンベアリングにシム増し」 「ナックルストッパーゴム付のオイルシールリング交換」 などなど…
しかし、組み付け当初は改善しますが、やはり しばらくすると、またジャダーが発症してしまいます
特に、ジムニーなどの クロカン車の特性上 悪路など走らないわけにはいきません。
この場限りの修理、調整では、また発症してしまいます。
やはり、ジャダー発症の原因は、「キングピンベアリング本体」 と 「テンションロッドの共振」 です。
そこで、当社では、「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「ジャダー対策強化テンションロッド」 の開発です
今現在、この仕組みによるジャダー修理で、県内外から かなりの台数を修理、調整させて頂きましたが、再発症は「0台」です
現在、ご予約お待ちのお客様も随時ご入庫のご案内させて頂きますので、現在受け入れが遅れて大変ご迷惑お掛けしておりますが
どうか、ご理解の程 宜しくお願い致しますm(__)m
【危険事例】
すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
JB23 車検整備&ジャダー修理とカスタマイズ
本日は、6月末にご予約頂いておりました新規ご入庫のJB23の車検整備とカスタマイズ作業です
走行距離は46000キロ程ですが、「画像2」 のようにフロントのナックル裏から等速ジョイントグリスが漏れ出ています
当然の事ですが、ハブには既にガタが出てしまっており
もしやと思い、お客様に確認してみましたところ…「ハンドルがガタガタ揺れて走れなくなる時が有ります」との事
車検整備以外に修理費用が加算でしまいますが、ご了解の上 「ジャダー修理」 させて頂く事となりました
やはり、ジャダー発症の原因は、「キングピンベアリング本体」 と 「テンションロッドの共振」 です。
そこで、当社では、「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「ジャダー対策強化テンションロッド」 の開発です
今現在、この仕組みによるジャダー修理で、県内外から かなりの台数を修理、調整させて頂きましたが、再発症は「0台」です時速80キロ以上で、道路上のギャップを踏んで頂いても、ジャダー発症はありません。
クロカン走行と並行して使用して頂いているお客様で、修理、調整後、今現在70,000キロ以上走行して頂いてますお客様もいらっしゃいますが、ジャダー再発症は無いようです但し、ベアリングは消耗品ですので、50,000キロ位で、定期交換はお勧め致します。
ジャダー発症によるご相談は、随時させて頂いておりますので、ご遠慮なくお問合わせ下さい。
尚、ご相談の多い、業者様におかれましては、組み付け時の調整がある為、部品交換のみでは、長期症状改善は出来ませんので、技術提供、部品供給は行っておりませんので、ご理解の程 宜しくお願い致します。
今回は車検ご予約と併せて「イカリング付ヘッドライト」と「HID」ご予約頂きましたので、併せてカスタマイズです
社外品のユニットの場合は、防水加工が不十分のパーツが多いようですので、当社では 「画像5」 のように防水加工を施した後、組付けさせて頂きます
この度は、永い間お待たせ致しまして申し訳ありませんでしたm(__)m、お客様のご理解とご協力と、このご縁の感謝致します。
最後まで「情」を持って対応して欲しいものです。
本日は、月に一度の第3日曜定休日ですが、月末が全く見えて来ないので…
お電話は頻繁に鳴っていましたが、一人作業で集中力アップの為、電話は留守電のままピット作業させて頂きました
お電話頂きましたお客様、ホントに申し訳ありません
本日は、先週エンジン不調と、オイル漏れで緊急にご入庫された、新規のお客様K様のランクル80
代車は無くても良いとの事ですのでお預かりさせて頂きました
確かにエンジン吹き上がりも悪いのですが、アイドリングでカタカタとマフラーまで振動しています
オイルはエンジンフロント下部よりダダ漏れ
お話を聞きますと…6月頃にトヨタディーラー様で、タイミングベルトを交換されたそうですが、タイミングベルトカバーを外してみますと…
カバー内がオイルまみれ タイミングベルトもオイルまみれですし、カバーパッキンもボロボロです
ビックリしたのは、タイミングベルトを外して見たところ、タイミングベルトが1コマずれてしまっています
また、カムオイルシールも打ちこみ過ぎで 「画像3」 オイルが漏れてしまっています
これでは、カム/クランクのタイミングが合っていませんので、エンジン吹けは悪いハズ
追い打ちを掛けるように、カムシャフトのフロント部からオイル漏れ、タイミングベルトが切れなくてホント良かったですね~
トヨタさんも6月の納車時の対応が悪かったのでしょう…お客様もトヨタさんに対してクレームも言わず、当社にご来店…
何か不都合、不具合があっても、しっかりクレームを言って頂けるような企業でなくてはイケません
クレームが有るから技術が上がるんです
クレームを言って頂ける事は、まだお客様も期待して頂いている証拠です
怒りを覚えます
当社も絶対ではありませんので、お客様の大切なお車、貴重なお金を預かったのですから最後までしっかり 「情」 を持って対応していきたいです
連休明け営業2日目で想定外の満杯状態(^^ゞ
本日のGLOBALピットですが、連休明け営業開始2日目で想定外の満杯状態となってしまい、代車も底を尽きました
おそらく営業開始をお待ちされていたのでしょう
新規ご入庫のお客様が非常に多く…限り有る代車と、既にご予約頂いておりますお客様もいらっしゃいますので、緊急性の無い作業の案件につきましては
事情説明の上、ご入庫ご予約とさせて頂きましたm(__)m
本日の作業日報です
ランクル77の継続車検整備と、ランクル60の展示車製作です
ランクル77は毎年、遠方の小浜からご入庫頂いておりますK様の車検整備です。
毎年当社にて分解整備と、予防整備をさせて頂いておりますので、21万キロですが特に交換部品も無く、定期油脂類の交換で整備は完了です
またランクル60は展示車製作、ご成約頂きましても展示車補充が出来ず…またやってしまいました
展示場には中古車展示が2台になってしまい 学習力が無いので、万年展示車の少ない展示場になってしまっています
でも、車両展示はお客様との 「お見合い」 と同じですので、GLOBAL基準で完成しないとプライスは付けません
ランクル60も、足回りカスタマイズから下回り防錆シャーシ塗装、室内清掃完成後、展示させて頂きますので、興味ある方は是非一度ご覧下さいm(__)m
ランクル70 車検整備&トレーラーヒッチ取付、配線
お盆休み明けの営業開始の本日は、ランクル70の車検整備とトレーラーヒッチ&配線カプラの引き込み配線加工です
毎年当社にて車検整備させて頂いておりますF様のランクル73ですが…
特に大きな故障修理や予防修理も無く、各部のグリスアップや分解清掃、定期油脂交換で完成です
今回ご要望作業として、ジェットスキーをトレーラーしたいとの事で、ヒッチソケットと配線カプラの増設作業です
ランクル70系のヒッチ増設の場合には、リヤエンドメンバー付きのラダーフレーム車ですので特別に
ヒッチメンバーの取付は不要です
ランクル70の場合は、地下にリヤメンバーへトレーラーヒッチの取付で十分牽引力が有ります
配線カプラは7芯で、左右のテールユニット裏から起動信号を取り出してきます
但しランクル70の場合は、24Vでの信号電圧になりますので、トレーラー側も24Vへのバルブ変更が必要となります
車検証へのトレーラー牽引事項の追加申請も完了しておりますので、納車後はトレーラー牽引で
海へ、湖へとジェットスキーを運んで、安全第一でお楽しみ下さい