2017年1月
ランクル70 アクスルホーシングAssy脱着
従弟からの相談で、友人のランクルが走行不能になりモータースに入庫したのですが修理不能と言われ困っているとの事
直接その友人と連絡とらせて頂くと、部品が生産停止で修理不能との事です
さっそく、その友人の了解の上、モータースさんとお話させて頂き、当社にて修理させて頂く事に
走行不能の原因は、リヤのブレーキローターが走行中に割れ、ブレーキキャリパーやバックプレート、プレートホーシングを破断です
バックプレートやホーシングが既に生産停止で、交換整備が出来ず修理不能との診断だという事でした
H10年式の新車からのワンオーナー車で、走行30万キロ
そもそもの原因は、ブレーキローター痩せによる割れですが、ここまで痩せたローターは見た事がありません(^^ゞ
ローター厚みには規定厚がありますが、全く無視されていますね~
新車からのワンオーナー車は珍しく、キッチリ整備されていればおそらく極上の70だった事でしょう
シャックルピンは痩せ細り、ショックボトムは腐ってしまい、リーフは割れてしまっています
フル整備のご依頼ですので、フロントアクスル部も点検させて頂くと、ハブのガタは音が出る位のガタ リーフ折れ
スタビリンク外れ…などなど
オーナー様の 「まだまだ乗りたい」 のご要望に全力でお手伝いとなりました
ホーシングは中古ベースでフル整備
リーフスプリングも生産停止でしたので、リーフも中古品を使用
今まで手が入らなかった箇所も、キッチリ整備させて頂きます
時間と費用は必要ですが、完成納車時には、今までとは全く違った70へ生まれ変わった状態でお引き渡しさせて頂きます
ブレーキローター痩せ、ブレーキディスク面の歪み、ブレーキ制動も無かったと思われます
今日はビックフット満杯でした(^^)v
本日はMROテレビOAの日でしたが、当の本人は完全に忘れていましたが
多くのお客様から 「見たよ」 とメールやお電話頂き気が付く始末(^^ゞ
また、石川県からはオイル交換時期待たずして、わざわざご来店まで頂き、本当に感謝です 「恥ずかし
」
皆さんのご期待に添えるよう、これからも 「全てに全力で…」 頑張らせて頂きます
本日のGLOBALピットは、週始めと一転 FJクルーザーやランクルなどのビックフット車で満杯状態となりました
O様のランクル70の車検整備ですが、走行23万キロ
壊れませんね~ やはり毎年車検で整備される事と、リジットとディーゼルエンジン車のクオリティーなんでしょうね
福井県の今年の冬は、少々物足りない積雪ですが、これも良しとし、災害などの何があってもオールシーズン、オールラウンド走破の
準備車ですので、今年一年安心して乗れるようしっかり整備させて頂きます
ランクル80 クラッチ交換
本日は昨年販売させて頂きましたランクル80ですが、加速不良で緊急ご入庫です
加速も悪いのですが、加速時には異音も発生しますとの事で、急ぎご入庫して頂きました
さっそく試乗してみますと、どうもクラッチが滑ってしまったようです
この季節の積雪と、オフロード走行での無理もあったのでしょうか…
本日から緊急オペです
ランクルクラスとなりますと、トランスファー一体のミッションになりますので、ジムニーとは大きく違い、大型重量級のミッション脱着作業となります
原因はやはりクラッチ滑り 「画像3」 のように、ディスクが減ってしまっていますね~
異音発生原因は、レリーズベアリングの音で、クラッチ交換作業ではディスク、カバー、レリーズベアリングの3点は組み替えとなりますので
異音も同時修理となります
今日は2人掛りでミッション脱着 このクラスのクラッチ交換は冬でも汗ダクの作業となりますね~
明日からは今日のミッションよりも、2倍近く重い200キロ級のホーシング交換は控えています
また腰痛が悪化しそうな予感です
天気が良いのが一番ですね~(^^)v
先日のラジオ生放送後、ご無沙汰しておりました富山や石川県のお客様から多くのメールを頂きありがとうございましたm(__)m
生放送は始めての経験で、終わってみれば何も記憶がない程に緊張してしまい
恥の上塗りをしまった感満載でした
それを受けての、皆さんからの励ましのメール 「恥ずかし
」
次回はないと思いますが、また機会を頂けましたら、もう少し標準語を勉強しておきます
福井県は昨日も、今日も天気も良く、やはり天気が良い仕事ははかどりますね~
何が良いかと言うと、やはりピットに入り切らない車両も軒下で作業が出来る事ですね
本日のGLOBALピットは、車検、修理、カスタマイズと満車状態ですが、気持ちに余裕があります
今月もあと4日、今月も怒涛の月末となりそうです
78プラド トレーラー牽引ヒッチメンバー取付&各部修理
本日は昨年納車させて頂きましたA様の78プラドの未整備カスタマイズと各部修理です
トレーラーを牽引されるという事でヒッチメンバーの取付ご依頼があったのですが、パーツの入庫が遅れるために、一旦昨年納車させて頂いたのですが
パーツが入庫しましたので、再度お預かりさせて頂き、遅くなりましたが本日取付させて頂きました
ランクル系のヒッチメンバー取付は通常は、ラダーフレーム車ですのでリヤのクロスメンバーに地下付けしますが…
トレーラー牽引の場合ですと、やはり重量牽引による破断力に欠けるという事ですので、2t荷重力メンバー増設で対応させて頂きました
当然、既存のクロスメンバーへの加工が必要となりますので、ここはしっかり安全力を満たすボルトを使用しメンバーへと取付させて頂きます。
ウインチやヒッチメンバーなどの固定強度を必要とされる作業の場合、ボルトや加工穴のサビ対策は必修です
どれだけパーツ本体に強度があっても、固定ボルトや加工部にサビが発生すると、折角の強度も落ちてしまいます
「画像3」 ボルト首や加工部はしっかり防錆用のペイントをして、長期強度を維持させます
今回の再ご入庫で、お客様からの不都合箇所のご指摘もありましたので、併せて善処修理させて頂きましたm(__)m
①リヤのクオーターガラス下からのサビ→ ガラス枠ゴムが固くなって、ボディーへの干渉で塗装を痛めていました
対策…ガラス枠ゴムはガラス一体部品ですので、ボディーとの当たり部にウレタン緩衝材を貼らせて頂きました。
②高速走行時ノドアミラーのガタつき→経年劣化によるドアミラー本体の劣化
対策…これは分解が不可能ですので、新品ドアミラーAssyへの交換。
③ルームランプのドア開閉連動の点灯不調→ルームランプ本体の接触不良
対策…アース不良による点灯不調ですので、本体分解後、アースポイント修理。
本当にご迷惑と、ご心配をお掛けし申し訳ありませんでした。
お客様も細かい事は本当は言いたくないのでしょうが、言って頂いた事に感謝です
クレームは、自社技術を向上する事の出来るチャンスですので、遠慮せずに言って頂ける会社作りは本当に必要ですね~
あきらめずに、まだお客様は当社に期待されているという事 今まで以上に全力で作業させて頂きます
JB23 ブローオフバルブ、チャンバー取付
本日はJB23の9型 ブローオフバルブとスロットルチャンバー取付と、外装カスタマイズです
テイクオフさんのプッシュンバルブは車検時には大気放出を止める機能があり、当社でもよく取付されるオーナー様も多いです
今回は、スロットルチャンバーと併せて取付させて頂きました。
また、外装カスタマイズでは、クライムマックスさんのダックテールを取付させて頂きましたが、メッキ加工のワンオフ品
メッキ大好きなオーナー様ならではのカスタマイズです
リヤバンパーもメッキにこだわりましたので、バックランプは新規に増設 LEDのバンクランプを取付させて頂きました
輸入品のLED機材ですので、取付金具などの素材クオリティーに欠け、直ぐにサビ付いてきますので
この様な輸入品のボルトやナット、金具類は十分な防錆対策が必要です
[画像5] の取付ボルト類には、クリアー塗装を施工し いつまでも見栄え良くしておきます
このチョットのひと手間で、キレイに永~く乗って頂けると思います
滋賀県のM様 リフトアップ工作
本日は昨年からご予約頂いておりました、新規ご入庫の滋賀県のM様のJB23 リフトアップ工作とマフラー交換、アシストグリップ取付加工です
リフトアップKitはGLOBALの3インチフルキットでの工作です
外装スタイルはノーマルセンスですので、マフラーはAPIOさんの静香御前マフラーとノーマルバンパー対応ガーニッシュで
リヤバンパーからマフラーエンドを出してきます
リフトアップによる 「ジャダー対策」 も併せて加工させて頂きました
GLOBALオリジナルのアシストグリップ取付加工は、大切な奥さま用ですかね~
助手席側に設置 女性の方にはとってもやさしいアイテムです
またこの度は、自社のホームページアドレスステッカーもお買い上げ頂き、売上金は 「しあわせ基金」 へ募金させて頂きますm(__)m
お預かり中2日で引き渡しの予定でしたが、緊急修理ご来店や、事故処理など予定以外の作業が入り
納車お引き渡しが1日遅れてしまいました が、快くご理解頂けました事に社員一同感謝致します。
滋賀県と…遠方ですが、またご縁ありましたら 「全てに全力で」 頑張らせて頂きますので、今後とも宜しくお願い致しますm(__)m
ランクル70 雨漏り修理(^^)v
本日は、雨漏りで H3年式ランクル73 FRPトップがご入庫です
走行10万キロと少なくサビの状態も良いのですが、やはりパッキン類の経年劣化は避けられませんね~
ランクル70系のFRPトップのグレードは、特に雨漏りには泣かされますね
FRPトップのフロントウィンドー枠は、70幌の可倒式ウィンドー枠を共有していますので、枠上下のパッキン硬化や割れによる
雨漏りが発生します。
FRP車は70幌とは違って、フロントウィンドーを倒す事は有りませんので、既存のパッキン上からコーキング剤で室内への雨水の浸入を止めます
多くの場合は、このコーキング施工で雨漏りは食い止め出来るのですが、
これで改善しない場合には、ガラスのウェザーストリップの劣化や、ウィンドーパネル枠のサビによる原因が考えられます。
今回の修理作業で、ワイパーアームも外しますので、折角ですので、このワイパーアームサビて見栄えも悪いので
ワイヤーブラシでサビをしっかり取り除き、再塗装させて頂きました
サビ付いたナンバープレートのビス交換や、このワイパーアームなどのサビ落とし塗装などの小さな部分のメンテナンスだけで
旧車も非常に状態が良く見えますね~