2017年9月
石川県よりご入庫ありがとうございます。
本日は、7月にご予約頂いておりましたJB23のリフトアップ作業です
受け入れが遅くなりご迷惑をお掛けしましたが、ご理解とご協力に感謝致します
今年春登録のJB23ですが、シャシー、フロアーはノックスドール施工車です
新車からの施工は効き目抜群ですね~
但し、防錆施工車の足回り作業は、何と言っても難を極めます
特にノックスドールは塗膜が厚い為、ボルト頭にサイズ通りのスパナやボックスレンチが食い込んでくれません
当然クイック力が伝わらず、ボルト頭がなめそうです
まずは外すボルト頭の洗浄から作業開始です
全ての作業が終わったところで、洗浄し防錆効果の無くなったボルト類には再度、防錆施工し
元の防錆ガード状態へと戻させて頂きました
この度は、遠方かれご入庫頂き、誠にありがとうございましたm(__)m
またご縁がありましたら、次回も「全てに全力で」頑張らせて頂きます
32シェラ 新規ご入庫の故障診断
本日は、8月からご予約頂いておりましたM様の32シェラの故障診断です
最近、他社様でご購入されたジムニーシェラですが、
走行中「エンジンチェック」ランプが点灯するとの事で、新規にご入庫頂きましたが…
このケースのチェックランプの故障事例は、O2センサーが多いようですが、ダイアグノーシスで信号拾いますが
メッセージ無しです
オーナーさんの話ですと、登り坂などでチェックランプが点灯との事ですので
エンジンの不完全燃焼か、カム角のタイミングズレなどが疑われます
さっそく、点火系と燃料系を点検です
確かにプラグの消耗は酷いのですが、これがイタズラしているようにも思えず
燃料フィルターを外して見たところ、サビ一色のガソリンが出てきます
これでは不完全燃焼しますね
燃料タンクも下ろして見たところ、タンク内もサビで酷いモノです
今回は、燃料タンクAssyと、燃料ポンプ、燃料フィルター、スパークプラグ交換で、エンジン復調です
続けて簡易的な点検のご依頼もありましたので、簡単に点検させて頂きましたが…
2.5インチアップにも関わらず、リヤのブレーキホースは延長加工がされて無い為、非常な危険な状態です
「画像6」いつ切れてもおかしくない、パッツンパッツンのブレーキホースです
万が一、走行中に切れればブレーキ不能です
また、テンションロッドもそのままですので、車体は右側にズレてしまっています
キャスター角の補正も無く…
購入先は他県のジムニー専門店らしいのですが、専門店としてのこだわりは無いのでしょうか
確かに車検は通るでしょうが、ブレーキは危険です
年に何度かありますが… こういう他社様でご購入された車の再点検ご依頼は、請けたくは無いのですが…
確かにカスタム車は見栄えが良ければ販売は楽かも知れませんが、
やはり会社は、帳簿に向かって仕事はしてはイケません
当社も社員が居りますので、社員の幸せのために、少しは帳簿を見ますが、やはりお客様の方に向いてお仕事させて頂かなくてはイケません
この様な仕事は毎回ですが、完成しても、何かスッキリしない納車になります
復刻ランクル70 リフトアップ&構造変更(^^)v
本日は、継続車検と同時作業で、リフトアップ工作です
キープスラントさんのアクティブサスの組込です
車検と同時に構造変更ですので、まずは車検整備から下回りの防錆シャーシ塗装です
せっかく社外パーツ組込ますので、シャーシ部も黒くお化粧してからの方が、完成仕上がりも良くなりますからね~
リーフやシャックル交換、スプリングやダウンブラケット…の組込ですが、
ランクル70も、復刻版で再販されてからは、今までに無かったABSが標準装備となりましたので
センサー配線の延長加工が必修になります
また今回は、延長ブレーキホースはご予算の関係で、ノーマルホースの延長加工となりますので
前後のホースクランプ部の延長加工となります
当然、サイドブレーキワイヤークランプの延長も有りますので、今回は延長加工ステーを現車合わせで
製作させて頂きます
出来る限り、センサー配線やホース類はボディークランプさせて頂き、悪路などで足が動いても
配線の断線や、周辺へのホース干渉を避けるよう、延長加工部へのストレスを限りなく無くしていきます
明日は、車体ズレ補正と、ステアリングロッド調整でハンドルセンター出しさせて頂き
陸運支局にて、構造変更登録させて頂き、お客様の待ちに待った納車させて頂きます
やはりカスタマイズ作業の納車は楽しみですね~
お客様以上に、当社も今から納車が楽しみです やはり納車が楽しみになる位、作業内容にこだわって
「全てに全力で」お客様のお手伝いをさせて頂く事が一番大切です
昭和のモータース風景(^^)v
本日のGLOBALピットは、昭和のモータース風景となりました
ランクル61の継続車検と、販売車のランクル60の2台です
販売車の整備は、程度良好のランクル60ですので今後の故障予測交換整備も含め、後日詳しくアップさせて頂きます
継続車検でご入庫のランクル61ですが、昨年他社さまでご購入された車両で、今回車検では初めて当社にご入庫頂きました
先日、冷却水漏れでご入庫頂き、ウォーターポンプ交換をさせて頂いたのですが…
車検分解整備では、ブレーキサブタンクのオイルが半分以下と、ブレーキオイル漏れが疑われます
これだけの量が漏れるとなると、目視でおおよその漏れ箇所は判断可能なのですが…
まず疑うのはブレーキホースですが、亀裂は有るもののオイル漏れ跡は有りません
また、よくトラブルを起こす、リヤのシリンダーからのオイル漏れ跡も無く…
マスター付近も…
どうもフロントキャリパーからオイル滲みがあるようで、ブレーキパットも湿気っています
さっそくキャリパーのオーバーホールから作業開始です
ピストン固着はありませんので、左右8個のピストン交換から、シールキットの打ち換えです
シリンダー壁はエアーブラシを駆使し、新しく込み込んだピストン首がサビないようサビ対策です
あとは、キャリパーハウジングの汚れや、サビを落とし、キャリパー塗装もさせて頂きました
既に小さな亀裂が入っているブレーキホースも同時に交換させて頂き、
しばらくはブレーキトラブルが起きないよう、ブレーキシステム回路の再点検後、完成点検させて頂き
来年12ヵ月後には、快調でご入庫頂きますように
新潟から「ジャダー修理」ご入庫(^^)v
毎月、コンスタントに入庫します修理が 「ジャダー修理」ですが…
本日は、新潟県よりご入庫頂きましたK様のAZオフロードです
ホントに遠い所ご入庫頂き、誠にありがとうございましたm(__)m
特にジムニーなどのJB23系に多くの症状が出てしまいます。
これは、リフトアップ車やノーマル車に関わらず、皆さんご相談頂く内容は
「60キロ位から、ハンドルが異常に揺れだし、速度を落とさないと収まらない」
「いつも、この症状が出る道が決まっている」…などなど
当社もかなり前から、何台ものジムニーを修理させて頂きました。
当初は、「キングピンベアリングにシム増し」 「ナックルストッパーゴム付のオイルシールリング交換」 などなど…
しかし、組み付け当初は改善しますが、やはり しばらくすると、またジャダーが発症してしまいます
特に、ジムニーなどの クロカン車の特性上 悪路など走らないわけにはいきません。
その場限りの修理、調整では、また再発症してしまいます
お客様の協力も頂き、あれも、これもと思考錯誤してきましたが、
やはり、基本部分を加工修理しないとダメと判断
やはり、ジャダー発症の原因は、「キングピンベアリング本体」 と 「テンションロッドの共振」 です。
そこで、当社では、「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「ジャダー対策強化テンションロッド」 の開発です
今現在、この仕組みによるジャダー修理で、県内外から かなりの台数を修理、調整させて頂きましたが、再発症は「0台」です
時速80キロ以上で、道路上のギャップを踏んで頂いても、ジャダー発症はありません。
クロカン走行と並行して使用して頂いているお客様で、修理、調整後、今現在50,000キロ以上走行して頂いてますが、ジャダー発症は無いようです
但し、ベアリングは消耗品ですので、50,000キロ位で、定期交換はお勧め致します。
ジャダー発症によるご相談は、随時させて頂いておりますので、ご遠慮なくお問合わせ下さい。
尚、技術ご相談の多い、業者様におかれましては、当社独自の加工技術と調整がある為、部品のみの販売供給はしておりませんm(__)m
技術提供、部品供給は行っておりませんので、ご理解の程 宜しくお願い致します。
【危険事例】
すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
ランクル80 ダイナモ交換で緊急ご入庫
本日は、ランクル81のダイナモ交換作業です
平成7年式 102,000キロ走行のワンオーナー車です
走行は少ないのですが、やはり経年劣化でしょうか ダイナモ発電量の低下による不具合ですが
ひと昔の車ですと、10万キロが交換時期ですが…
最近の車は、技術の向上と共に、ダイナモ使用期間は伸びています
ダイナモ不具合の症状としては、
内外の照明が暗くなってきたり
エンジン始動が弱く感じたりと、症状はさまざまですが
このダイナモが故障しますと、走行中であっても、ハイブリット車ではありませんが…バッテリー電圧残量だけで走行しますので
突然、車は動かなくなります
故障をしてからでは、レッカー費用などの出費も増えてしまいますので
ダイナモの交換は、是非、定期的な予防交換をお勧め致します
JB23 ナックルの定期交換整備
本日は、滋賀県からご入庫のJB23の、ナックルオーバーホール作業です
現在12万キロ走行ですが、3万キロ時に当社でジャダー対策実施車両ですが、
対策から10万キロ近くなりましたので、ナックル内のジャダー対策ベアリングや、ハブベアリングの定期交換させて頂きました
3万キロ対策実施から、ジャダー発症は一度もありませんが
やはりベアリングですので、定期交換は必修ですね~
愛情をかけてあげると、愛車はキチンとその期待に答え、永く快調に乗る事が出来ますね~
3,000キロ毎のオイル交換も、遠い滋賀県から毎回ご入庫頂き、本当に感謝ですm(__)m
当社もお客様のご期待に添えるよう、日々勉強させて頂きますので、今後とも宜しくお願い致します