2019年10月
「96-86」3台入庫!150プラドのリフトアップ工作(^^)v
本日は、「96-86」グローバルナンバーのレジアスエースと150プラドの2台がピットインです
また、来週納車予定となっております新型ジムニーも記念ナンバーでの「96-86」登録予定ですので
本日は、グローバルファミリー3台がピットインです
レジアスエースは新車納車後の初回車検整備でのご入庫です
また、2番リフト上では、150プラドの新車納車後のリフトアップ工作です
今回も足回りチョイスさせて頂きましたのは、基本パーツはJAOSさんの2インチ足回りです
個体現車調整や加工は必須ですが、組み込み完了後はアライメント測定、調整で全ての作業は完成予定です
受け入れまで、大変長らくお待たせ致しましたが、完成納車までもうしばらくお待ちください
ランクル70 ナックル全オーバーホール(^^)v
昨日のランクル73の法定点検に引き続き、本日もランクル73がご入庫です
ナックル裏からのジョイントグリス漏れでご入庫頂きましたT様のランクル73です
ナックル裏からのジョイントグリス漏れの場合、原因としては2通り考えられます
先ず一つは、ナックルオイルシールの劣化によるオイル漏れの場合と
二つ目は、キングピンベアリングの消耗劣化により、ナックルハウジング本体の揺れからお引き起こす
オイル押し出しです
今回の場合は、触診でナックル本体に既にガタが出ておりますので
原因としては、二つ目のキングピンベアリングの消耗劣化による、等速ジョイントグリスの押し出しです
さっそくナックルのオーバーホール作業となりますが
ジムニーなどのナックルとは違い、規格大ですので、ハンドツールではなかなか分解スピードが上がりません
インパクトなどエアーツールの力に頼ってしまいますが
何せ、工具は全てオイルまみれになってしまいます
ピット内も、等速ジョイントグリス独特の匂いで充満しますね~
このナックルオーバーホール作業で一番重要な作業は、ナックルアームのサビ落としての磨き上げ作業です
この手間を省くと、せっかくオーバーホールしてオイルシールを新物に交換しても
ナックルアームに付着したサビで、オイルシールに傷をつけてしまい
ナックル内に、砂ほこりや水などが混入し、キングピンベアリングを痛めてしまいます
オーバーホール作業は安価な工賃ではありませんので
やはり長期改善が必須となります
どんな作業にも言えることですが、小さな一手間が一番重要なサービス作業なんです
法定6ヶ月点検実施(^^)v
本日は、ご予約頂いておりましたランクル73の6か月法定点検実施です
皆さん、フロントガラスの左上部に貼られておりますダイヤルステッカーはご存知でしょうか
そこに表示されています期日は、法定点検実施期日です
法定点検ですので、法律で定められております点検ですが、法定車検のように罰則規定がありませんので
実施率は全国的にも非常に低いようですね~
但し、長く愛車を乗っていくには非常に大切なメンテナンス作業となります
当社のお客様に限っては、この法定点検に実施率は非常に高く、やはり車に対しての愛情なんでしょうね
故障修理は、早期発見早期対策に勝るものは無く、
酷くなってからの修理費用も高額になってきます
今回の場合にも、6ヶ月前に車検整備させて頂きましたが、ベルトの亀裂やバッテリー比重低下などと
6ヶ月の短い期間でも車の状態には、走行距離や環境で変化が起きることが分かりますね~
ご家族、子供さんを乗せる車ですので、安心、安全がやはり第一です
71プラド 噴射ポンプ修理&マフラー全交換
本日は、緊急ご入庫頂きました71プラドのセンターマフラー折れの修理作業です
80系ランクルや、70系プラドのマフラー排気漏れは、経年数により
フロントパイプのフレキシブルジョントからの排気漏れは良くありますが
次に多いのは、排気パイプに一番底辺になります、プロントパイプとセンターマフラーのジョント部ですね~
ドロップでボディーの一番下の位置になる箇所でもありますし、前輪の直ぐ後方に位置しておりますので
水しぶきも一番かかる場所でもありますので、どうしてもサビやすく傷みやすい部分です
排気漏れ箇所は、リヤテールマフラーにも及んでおり
70系プラドの部品廃版も少しづつ発生しておりますので、お客様の了解のもと
今回は、フロントからリヤテールまで、全交換とさせて頂きました
パイプ本体が全体的にサビている状況ですので、エキマニの6角フランジボルトも容易には緩みませんし
ボルト緩めで失敗するとナット頭が舐めてしまい、エキマニ本体を外すという工賃増にもなります
ここは一発勝負ですので、先ずはボルトを焼きヘックス角で緩めていきます
大概の場合は、スタットボルトごと緩んできますので、ボルト準備は必須ですね~
また、センターマフラーはサイドフレーム上部の隙間を通していますので
ミッション本体を移動させながら、知恵の輪のように抜いていきます
ようやく作業も終盤を迎えた頃、何処からともなく軽油の匂いがしてきます
よく見ると、噴射ポンプから燃料が漏れているようです
さっそく点検してみますと、噴射ポンプ上部のパッキンから漏れてくるようで…
オーナー様に確認してみますと、数日前から駐車場に滲み漏れ跡があったらしく
ここはディーゼルエンジンの心臓部ですので、見て見ぬ振りは絶対出来ませんので
追加修理となってしまいましたが、パッキンOリングの交換を実施させて頂きました
ディーゼルオーナー様は、長く乗る為には、一度は通らなくてはイケない噴射ポンプ修理
費用最小限で、当社としてもお手伝いさせて頂きます
兵庫県からご入庫「ジャダー修理」(^^)v
本日は、ご予約頂いておりましたJB23の「ジャダー修理」作業です
毎月本当に多くのお問い合わせや、作業ご予約を頂いておりますが
現在、受け入れまで2か月近くお待ち頂いております状況に、本当にご迷惑お掛け致しますが
日々の車検とカスタマイズなど、毎日ピットでは整備士3人でフル作業進行中ですので
どうかご理解を頂きますよう宜しくお願い致します。
本日は、県外からご入庫の1Dayクイック修理という事で、2人掛かりの集中整備となり、他の作業は出来ませんので
完全ご予約制となります
フロントスタビレスやタイヤ摩耗など、多少足回りに不安も残りますが、施工後のテスト走行ではジャダーは完治しております
ジャダー修理は、基本はキングピンベアリングとテンションロッドの自社強化品への交換ですが
その中でも、一番重要な作業は、ナックルアームのサビ取りと防サビ塗装です
ジャダーの発症の一番の原因は、ナックル内に水や砂などが混入する事で
ベアリングがサビつき、ベアリングボールを痩せさせてしまう、結果ベアリング本体にガタが出てしまう事です。
せっかく、遠い所からご入庫頂き、ジャダー対策修理をして頂いても
ナックルオイルシールをアームに付着のサビにより、傷つけてしまい、結果、長期改善が出来なくなってしまえば
お客様の貴重な時間と費用をかけても、無駄にさせてしまいます
当社にご相談頂くオーナー様、皆さん仰るのは、いろいろなショップさんや簡易パーツで費用もかけてきましたが
未だ改善しないと…
やはり原因の根本を改善しなくては、長期改善はしませんし、そこまでの分解組み付け工程全てに技術作業あります
【危険事例】 すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
78プラド オーバーヒート修理!
最近は新車コンプリート製作や、中古車製作ばかりと思われそうですが
修理屋の仕事もしていますよ
本日は、先週末に走行中、突然の水温計の異常上昇で、緊急に当社にご入庫頂きました78プラドの
故障診断と修理作業です
故障診断では、エンジンや室内に冷却水の漏れ箇所は確認できません
それではという事で、近辺を走行してみます
20分30分と走行しますが、特に水温計も上がらず一旦会社に戻ります
もう一度エンジンルームのチェックですが…
少しですが、冷却水のサブタンクの水面がアッパーレベルから上がっています
もしやと思い、さっそくラジエター本体を外し、アッパータンクを開封してみますと
「画像2」コア詰まりが確認出来ます
恐らく、少しの登坂道でオーバーヒート気味だったのでしょう
さっそく、お客様に状況の確認をしてみますと、思えば現地は登坂だったらしく
登坂によるトルク増のATFオイルの高温度化により、コア詰まりで、冷却容量不足が原因だったようですね~
さっそくラジエターAssy交換で、修理完了です
緊急時のオーナー様の対応が良かったため、エンジン本体にダメージが残らず、本当に良かったです
やはり車歴に古い車は、オイル・冷却水は日常点検と走行中の確認を怠らないことが大切ですね~