2021年10月
JB23 エンジン載せ替え工作(^^)v
本日は、JB23ジムニーのエンジン載せ替え作業です
走行は26万キロと多走行ですが、突然のエンジン不調で緊急ご入庫となりました
診断結果は、一番シリンダーの圧縮低下
おそらく、バルブ割れか、ピストンリング割れによる、圧縮不良ではないでしょうか
通常ですと、当社ではシリンダーヘッドを分解オーバーホールを実施していきたいところですが
バルブ割れが原因の場合、割れたクラック破片の落ち込みによりシリンダーに被害が及んでいると
オーバーホール不能となりますので
今回は、パーシャルでエンジンを準備させて頂き、載せ替え作業とさせて頂きました
26万キロ走行での消耗トラブルですので、併せて今回は、予防修理も含め
インジェクターも3基同時交換を実施させて頂きました
ボディーや足回り、シャーシ類は、日々万全に管理されておりますので
今回のエンジンリセットにより、エンジン復活させ、折り返し地点です
次は、目指せ50万キロ
当社も、今後も「全力で」お手伝いさせて頂きます
JB74シェラ 補助バンクランプ&無線機取付(^^)v
本日は、ご予約カスタマイズ頂いておりました、JB74シェラへの
補助バックランプ取付ト、お持ち込み無線機の設置配線工作作業です
夜間や、早朝移動でも、後退時の視界確保のための、LEDのバック補助ランプを増設させて頂きました
配線構図は、スインチON/OFFでバックランプ連動式に配線引込です
途中、リレーを噛ますことで、
すれ違いの出来ない、山間道での長時間バック走行でもヒューズが飛ばないような仕組みで配線させて頂きました
このようなLEDランプ系の多くは、簡易防水加工してありますが、
悪路使用の場合、泥やホコリなどの付着により、ランプ本体の乾燥が遅れる為、
標準の防水では、どうしてもランプ内に水分混入が発生してきます
ランプ本体も安いモノではありませんので、一旦分解し、ここはしっかりとコーキング施工を実施しておきます
また、無線機のアンテナ配線は、バックドアの蛇腹ブーツから、車内へ引き込んでいきます
配線引き回し作業で、一番重要なのは、
配線噛みや、車の振動による配線擦れ、全てショートに原因になりますので
保護テープや、コルゲートチューブなどで配線を保護していく事が大切ですね~
滋賀県から、JA22「ジャダー修理」ご来店
本日は、以前よりご予約頂いておりました
JA22ジムニーの「ジャダー修理」ご来店です
症状と致しましては、速度60キロ以上走行時にジャダー発症との事ですが
昨年、当社で販売させて頂きました車両で、
販売時には、ナックルの全オーバーホール工作後納車させて頂きましたジムニーです
ジャダー発症が多い車種は、JB23系が圧倒的に多いですが、JA系ジムニーでは
当社でも、発症事例は少なく
各部締め付けや、ホイールバランス再調整と、色々作業させて頂き、再度走行してみますが症状改善が無く
何度もピックアップさせて頂き、足回りなど各部触診しますが、特に問題はないようです
車体個体差なのでしょうか?…
最終的に頼ったパーツは、ステアリングダンパーの増設となりました
修理には、原因の判明しない故障が年に何度かありますが
この経験が、自社の技術を伸ばす材料となりますので、お客様のご協力のもと
継続的に症状をモニターしていきます
JB32シェラ ボディーリフトカスタマイズ完成納車(^^)v
先日来から、カスタマイズでお預かりしておりましたJB3シェラ、完成納車となりました
50㎜ボディーリフト工作と3インチコイルリフトアップとの5インチアップカスタムとなりました
ド迫力のJB32となりました
今回は、ボディーリフト工作との組み合わせでしたが
ボディーリフト工作には、各部延長、修正、加工は必須項目が多く
前後バンパーのステー延長や、サイドブレーキクランプステー、ステアリングシャフト延長、クラッチワイヤークランプ増設などなど「画像3.4.8」
個体に合わせて、補正加工を実施させて頂きました
また、JA系ジムニーにフロントショックステムボルトですが、組み付け後は、ボルトむき出しですので、ねじ山がサビてしまい
次回整備時に外すことが不可能(切断廃棄)となりますますので、
「画像5」シリコンチューブと液体パッキン詰めで、サビ対策していきます
カスタマイズ工作には、どの車にも言えますが
やはり大切な工程は、サビ対策です
長期、良好な状態を保ってこそカスタマイズ工作となりますので
パーツを外すために緩めたボルト頭や、ナット頭も再ペイントしたり
ジムニーには、よく使用されます、3色テールユニットなども、本体裏のユニットボディーは生鉄です
また、レンズユニット固定用ビスも生鉄ですので、バルブ交換など、今後の整備時にビスが緩まないケースも多く、破壊になります
「画像6.7」この部分は、しっかりとクリアー防錆施工を実施しておきます
大変長くお時間お頂きスミマセンm(__)m
整備側の自己満足ですが、細部までこだわらせて頂きましたので
完成状態を、喜んで頂けましたら幸いです
またご縁ありましたら、次回も「全てに全力で」頑張らせて頂きます
JB23 リヤハブベアリング打替え(^^)v
本日は、JB23ジムニーのリヤハブベアリング&オイルシール交換作業です
走行が増えてきますと、リヤブレーキドラム内にデフオイルが混入し
ホイールがデフオイルまみれになります症状は発生事例も多く
ブレーキドラムを越えてホイールまで漏れてきますので、当然ブレーキドラム内もオイルまみれです
ブレーキシューもオイルまみれですので、当然ブレーキ制動も低下します
原因は、アクスル側オイルシール劣化とハブベアリングの消耗ガタから発生します
ジムニーのリヤハブベアリングは、ドライブシャフト本体にリテーナー圧入させておりますので
フロントハブのように簡単には打替えが出来ません
12万キロという走行距離からすると、順当な消耗時期ですね
ベアリングの打替えは、定期的に実施するのがよく
ベアリング特性の転がり抵抗ですので、打替えによる燃費向上も期待できますね~
目指せ20万、30万キロ
オーナー様の愛情は、必ず愛車に伝わります
当社も、オーナー様の「乗りたい」に、全力でお手伝いさせて頂きます
JA22 シリンダーヘッド&ピストン オーバーホール工作(^^)v
本日は、エンジン不調でご入庫頂きました、JA22 K6Aエンジンの
オーバーホール作業です
エンジン不調の原因としては、1番シリンダーの圧縮不良です
K6Aエンジンの3速オートマによくある故障ですが、
3速オートマでの巡行による、高回転走行と熱ダレによる「バルブ痩せ」が原因の一つですが
「画像2」分解後のシリンダーヘッドですが、やはり1番シリンダーのバルブが痩せてしまています
さっそく全バルブの打替え作業となりますが
バルブ交換自体は、粛々と作業進めていくしかありませんが、ここで一番重な作業は
タッペットカバーやシリンダーブロックの、徹底的な洗浄作業です
この作業を怠ると、せっかく組み上げても、残ったスラッジや炭化煤で、バルブ温度が上がってしまい
また「バルブ痩せ」を引き起してしまいます
また、旧車が故の経年消耗となります、ピストンリング痩せから起こる「オイル上がり」
エンジンオイル消費現象ですが
せっかくシリンダーヘッドを降ろしますので、もう一つ工程を進め「ピストン抜き」
ピストンリングの溝に固着しています、スラッジを全て残らず取り除き、オイルドレンを確実に行っていきます
但し、旧車のエンジン整備には、既に廃版パーツも多く
ボルト折れは日常茶飯事ですが、今回もやはりボルト折れが2か所発生しており
シリンダーヘッドは既に廃版品ですので、現物修理です
その際、特にK6Aはオールアルミエンジンですので、ガスも使えません
「画像5」ひたすらドリルとタップで、ボルト穴の修正をしていきます
リフトは一か所1基、集中整備となり、独占されてしまいますが
今月は、あと2台のシリンダーヘッドのオーバーホール作業が控えておりますので、
当分の間、1番リフトはオーバーホール工作で、占有されてしまいます
場外整備も視野に入れ、しばらく好天が続きますように…
石川県から車検ご入庫(^^)v
本日は、お隣石川県から継続車検ご入庫です
当社販売車のジムニーですが、事ある毎に、遠方ながらご入庫頂いておりますが
本当にありがたい事です
さっそく車検分解整備させて頂きました
走行は8万キロ中盤のJB23ですが
エンジン始動とともに、セルモーターから少し異音が発生しているようで、「JB23あるある」ですが
セルモーター内のブラシ消耗による異音発生です
このまま放置しますと、必ずエンジン始動不良となりますので、
オーナー様ご了解のもと、リビルト品へ予防交換させて頂きました
また今回は、タイロットエンドのダストブーツの経年劣化割れも発生しており
幸い、まだグリス漏れはしておりませんので、ボールジョイントには被害が無く
ダストブーツのみ、交換させて頂き、早期発見→予防交換=お財布被害も最小限に抑えることが出来ました
このブーツ破れを放置しますと、ブーツ内へ水が混入し、ボールジョイントをサビさせることで、ボールを痩せさせてしまい
最悪の場合、ジョイントが抜け、ハンドリングが効かなくなり危険な状態になります
日本の車検制度の、貨物1年、乗用2年は理に適っており
早期発見や、消耗品交換・予防修理を実施することで、自動車社会の安全を担っています
消費者は、車検を少しでも安くしてくれるところを探し、尚且つ速い所を求めますが
この動きで、現在、クイック車検作業所が増えているのが事実ですが
ブレーキ分解や、冷却水交換やベルト交換などの整備作業が入れば、クイック車検の歌い文句の40分で車検整備など出来る筈がなく
法定の抜け道をクリアーしていく事を目的にしているだけすね~
車検整備や、法定点検の目的は、全く無視しています
ディラーでは先のニュースでもあったように、
不正車検で、速く、且つ台数消化を実施していきますので、安全からは程遠い法定整備になりますね~
安さを求める車検を今一度、1年に一度、2年に一度の法定点検の重要性を考えましょう
JB64 バンパーカスタマイズ&防錆施工(^^)v
JB64ジムニーのフロントバンパーカウタマイズ工作です
オーナー様からのご要望で
今回は、ペニーレインさんの「ストレートツインバンパー」をチョイス
新型ジムニーのフロントバンパーカスタマズ工作の多くは
フレーム先端の穴あけ加工工作が入りますが、強度低下を避けるための防錆対策は必須項目で
加工部への刷毛塗り防錆施工を実施していきます
スキットプレート取付で、加工部は見えなくなりますが、長期良好な状態であってこそのカスタマイズですし
何と言っても、ラダーフレーム車のフレームサビは致命傷になりますので
ここは、しっかりと防錆対策はしておきたいものです
お客様の愛車への「こだわり」に、当社も、全力でこだわります