ブログ
新型ジムニー 9㎜オーバーフェンダー取付(^^)v
本日は、先日納車させて頂きました新車コンプリートへの追加カスタマイズ作業です
今回は、お客様から指定されましたパーツの取付工作ですが
本体はFRP製の未塗装品ですので、これもご指定のマットブラックへ塗装させて頂きます
ボディーとの干渉による傷防止も含め、縁ゴムの取付加工ですが、
オーバーフェンダーなどの取付加工の工作では、曲がり形状の深い部分は、どうしてもゴムが膨れてきます
多くの場合、オーバーフェンダーなどの取付工程は簡易なのですが、
出来る限り、純正のような仕上がりを目指しますので
「画像2」この縁ゴムの表面曲げ固定には、一晩掛けて接着固定をしていきます
またFRP製品の場合は、素材特有の個体差があり、ボディーとの当たり具合が4枚とも違いがあります
「画像3」クッションテープや両面テープなどで、ボディーとオーバーフェンダーとの隙間をなくしていきます
残りの追加カスタマイズは、
リヤ3面のフィルム張施工と、背面タイヤの同径化です
オーナー様の思い描く完成スタイルに、近付けていくために
GLOBAL全社員「全てに全力で」お手伝いさせて頂きます
納車日の延期申し込み(^^ゞ
お約束の納車日直前の整備の中で、ミッションの動きに違和感を感じ
お客様のご了解のもと、納車の延期をさせて頂き
他の作業をストップさせ、緊急整備となりました
さっそく先日からミッションを降ろさせて頂き、クラッチカバーやディスクの確認作業ですが
やはりディスク本体に付いています、スプリングの反発不足とガタが確認出来
これによる、加速の違和感と、小さなビビり音
やはり、このディスクが悪戯していたようです
この作業で、ミッションを降ろしましたので、よくオイル漏れを引き起こします
クランクリヤのオイルシールも、せっかくですので早期故障予防という事で、交換打替えです
お客様におかれましては、週末お引き取り納車という事もあり
一週間のインターバルを頂きましたが、本当にご迷惑をお掛け致しましたm(__)m
お客様のご理解と、ご協力に感謝致します。
石川県から新規ご入庫「ジャダー修理」
本日は、「ジャダー修理」加工ご予約1DAYクイック作業の
石川県からご入庫のJB23です
毎月ホントに多くのお客様からのお問合わせも多く、県外からもホントに多くのお客様がご入庫されますが…
これは、リフトアップ車やノーマル車に関わらず、皆さんご相談頂く内容は
「60キロ位から、ハンドルが異常に揺れだし、速度を落とさないと収まらない」
「いつも、この症状が出る道が決まっている」…などなど
当社もかなり前から、何台ものジムニーを修理させて頂きました。
当初は、「キングピンベアリングにシム増し」 「ナックルストッパーゴム付のオイルシールリング交換」 などなど…
しかし、組み付け当初は改善しますが、やはり しばらくすると、またジャダーが発症してしまいます
特に、ジムニーなどの クロカン車の特性上 悪路など走らないわけにはいきません。
その場限りの修理、調整では、また再発症してしまいます
お客様の協力も頂き、あれも、これもと思考錯誤してきましたが、
やはり、基本部分を加工修理しないとダメと判断
やはり、ジャダー発症の原因は、「キングピンベアリング本体」 と 「テンションロッドの共振」 です。
そこで、当社では、「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「ジャダー対策強化テンションロッド」 の開発です
今現在、この仕組みによるジャダー修理で、県内外から かなりの台数を修理、調整させて頂きましたが、再発症は「0台」です
時速80キロ以上で、道路上のギャップを踏んで頂いても、ジャダー発症はありません。
クロカン走行と並行して使用して頂いているお客様で、修理、調整後、今現在50,000キロ以上走行して頂いてますが、ジャダー発症は無いようです
但し、ベアリングは消耗品ですので、50,000キロ位で、定期交換はお勧め致します。
ジャダー発症によるご相談は、随時させて頂いておりますので、ご遠慮なくお問合わせ下さい。
尚、技術ご相談の多い、業者様におかれましては、当社独自の加工技術と調整がある為、部品のみの販売供給はしておりませんm(__)m
技術提供、部品供給は行っておりませんので、ご理解の程 宜しくお願い致します。
【危険事例】 すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
JA22 シリンダーヘッドのオーバーホール作業(^^)v
本日は、継続車検でご入庫頂きましたJA22 K6Aのエンジンシリンダーヘッドのオーバーホール作業です
この作業は、年間のご依頼台数は少なくなく、特にK6Aツインカムターボのオートマ車に集中しておりますが
原因としましては、オールアルミエンジンにより、3速オートマにより
常に回転数も高く、エンジン本体の熱ダレによるバルブ痩せが原因ですが…
勿論、経年劣化も原因の一つですが、症状加速の原因には高速走行の多い車両に多いようです
今回のお客様のJA22の場合ですが、2年前に当社で販売させて頂きましたジムニーで
今回が納車後初めての車検となります。
当社の中古車保証期間は過ぎてしまっておりますので、有償修理となってしまうのですが
やはりお客様の立場になってみますと、乗って2年で20万円近い修理代をご負担頂くのは、販売者側の責任を負っていません
最終的には、お客様には「GLOBALで買って良かった」と思って頂けますよう
修理代もそうですが、全力でお手伝いさせて頂きます
さっそくシリンダーヘッドを降ろしていきますが、受け入れ故障診断では、2番シリンダーの圧縮が6.2kgf/cm²と低く
「画像3」では分かりに憎いですが、2番シリンダーのバルブ痩せが確認出来ます
この場合は当然バルブの交換となりますが、全バルブ×12本の擦り合わせ交換が必須となります
修理後のエンジン管理としては、
やはりバルブ回りにスラッジを貯めないよう、定期的なオイル交換管理
また、エンジンの熱ダレを起こさないよう、長距離走行の場合は、エンジン負担を軽減させるためにも休憩を取りながら走る…など
オーナー様の愛情は、必ず愛車の寿命を延ばします
日曜定番の怒涛の即日納車のクイック整備(^^)v
本日は日曜日
休日のGLOBAL定番ですが、9時の営業開始から、ご予約タイムスケジュールとなります
即日納車のクイック整備で、今日も19時までリフトは満席状態となりました
朝一番ご予約は、「先日、バックした際に障害物にバンパーを当ててしまいバックカメラを付けて欲しい」との事で
ランクル70へのバックカメラの装着工作です
ランクル70の場合、バックドアは観音開きでナンバーカウルに取付するケースが多いのですが
その際、モニター画像には背負っているスペアータイヤが映りません
カメラ画像通りにバックしますと、出っ張っていますスペアータイヤがヒットしてしまいますので
カメラは、スペアータイヤブラケットの中心に装着します
ここにはちょうど良いヒサシがありますので、その内側へカメラを装着させます
その他、午前中はオイル交換やバッテリー交換…
午後からは、JB23のショック交換ですが、今回チョイスしたのは、タニグチさんのAS8ショック
ハイエースのスライドドアロック修理…
17時には敦賀市内へ、JB74新車コンプリートの搬送納車
そんなこんな現場でしたが、ナント緊急入電でバッテリー上がりで出張現場ジャンピング
…出来る限り急げ急げで現場へ
また、今日はジムニーとアゲトラの試乗から新車コンプリートのご商談とご注文…
気が付いたら、こんな時間となっていました
ひっちゃかめっちゃかの一日となりましたが
こんな小さな会社にお仕事頂ける事は、本当にありがたい事です 感謝感謝です
JA11 F6A ピストン交換(^^)v
本日は、圧縮不良で入庫のJA11ジムニーのピストン交換作業です
アイドリング不調と加速不良からの故障診断ですが、
3番シリンダーの圧縮がほぼ0という事で、さっそくシリンダーヘッドをめくっていきます…
JA22系のK6Aエンジンもよく似た症状も多いのですが、その場合はバルブ痩せが故障原因がほとんどですが…
F6Aの場合は、バルブ痩せが原因となるケースは少なく、ピストンリングを疑ってみます。
「画像1」先ずは、シリンダー内に水を入れ、ピストンとシリンダーの隙間から水が下に落ちないかで点検していきます
…やはり、3番シリンダーの水は溜まることなく、徐々に減っていきますね~
この場合、ピストンリング痩せが疑われますが、さっそくオイルパンを外し、下からピストン本体を抜いて行きます
「画像3」やはり、ピストンリングが折れてしまっていますね
これでは圧縮は上がりません
今回は、ピストンAssyと併せて、当然リングも交換とさせて頂きました
せっかく外したシリンダーヘッドですので、スラッジなどの汚れもキッチリ落とさせて頂き、明日からは、組み戻し作業となります