ブログ
JB23 ファイナルLSD組み込み(^^)v
本日はJB23 リヤへ、ファイナルLSDの組み込み工作です
一般道と雪道走行重視という事で、今回はオンロードモデルの45/45をチョイス
まずは、左右のドライブシャフト抜きから作業開始です
純正リングギヤを組み換え後、ダイヤルゲージでバッククラッシュ調整後、歯当たり確認させて頂き
新しい職場へ組み込んで行きます
走行距離もそこそこ走り込んでいますので、ここまで分解しましたので、今後アクスルオイルシール劣化からデフオイル漏れも将来的に故障可能性もあり
またドライブシャフト抜きと修理工賃が掛りますので…
折角です、480円のオイルシール×2個 オイルシール打ち換えも早期予防交換させて頂きました
未来お財布応援です
いつも遠方からのご入庫、誠に感謝致しますm(__)m
「折角だから...」が納期遅れを引き起こしています(^^ゞ
先月お買い上げ頂きましたランクル77が完成間近になって来ました
ようやく各パーツが全て揃いましたので、完成に向けて最終の組付け、カスタマイズ工作です
フロント部は、クリアーサイドベゼルや最終型メッキグリルなどなど…
フロントバンパーは、出っ歯バンパーですがフェイスバンパーは新品へと組み換えです
せっかくですので、バンパーステーやフレームガイドは、既にサビが出ていますので、この様な時しかサビ対策ができませんので
ワイヤーブラシやエアーブラシでサビを取り除き、防錆施工に防錆剤を刷毛塗り施工です
やはり刷毛塗りが一番塗膜が厚く、長期防錆対策には一番効果的ですね~
新品のフェイスバンパーは、表面はメッキ加工されていますが、裏素材はプレス素地そのままですので
ここは本当にサビやすいので、脱脂処理後、油性塗料で、これもやはり刷毛塗りです
日頃見える箇所はサビが出ればメンテナンスされるでしょうが、やはり見えない箇所程、しっかり防錆対策が必要です
「折角だから」が納期遅れを引き起こすのですが、自己満足出来ずに納車が出来ませんので…
なんとも損な性格で、いまにお客様に怒られそうで…
でも、納車時はきっと楽しみになるんです~
JB23 「ジャダー修理」
毎月、コンスタントに入庫します修理が 「ジャダー修理」です
本日は5月にご予約頂いておりましたH様のJB23のジャダー修理です。
受け入れが遅くなり申し訳ありませんでした
特にジムニーのJB23系に多くの症状が出てしまいます。
これは、リフトアップ車やノーマル車に関わらず、皆さんご相談頂く内容は
「60キロ位から、ハンドルが異常に揺れだし、速度を落とさないと収まらない」
「いつも、この症状が出る道が決まっている」…などなど
当社もかなり前から、何台ものジムニーを修理させて頂きました。
当初は、「キングピンベアリングにシム増し」 「ナックルストッパーゴム付のオイルシールリング交換」 などなど…
しかし、組み付け当初は改善しますが、やはり しばらくすると、またジャダーが発症してしまいます
特に、ジムニーなどの クロカン車の特性上 悪路など走らないわけにはいきません。
その場限りの修理、調整では、また再発症してしまいます
お客様の協力も頂き、あれも、これもと思考錯誤してきましたが、
やはり、基本部分を加工修理しないとダメと判断
やはり、ジャダー発症の原因は、「キングピンベアリング本体」 と 「テンションロッドの共振」 です。
そこで、当社では、「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「ジャダー対策強化テンションロッド」 の開発です
今現在、この仕組みによるジャダー修理で、県内外から かなりの台数を修理、調整させて頂きましたが、再発症は「0台」です
時速80キロ以上で、道路上のギャップを踏んで頂いても、ジャダー発症はありません。
クロカン走行と並行して使用して頂いているお客様で、修理、調整後、今現在50,000キロ以上走行して頂いてますが、ジャダー発症は無いようです
但し、ベアリングは消耗品ですので、50,000キロ位で、定期交換はお勧め致します。
ジャダー発症によるご相談は、随時させて頂いておりますので、ご遠慮なくお問合わせ下さい。
尚、技術ご相談の多い、業者様におかれましては、当社独自の加工技術と調整がある為、部品のみの販売供給はしておりませんm(__)m
技術提供、部品供給は行っておりませんので、ご理解の程 宜しくお願い致します。
【危険事例】
すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
78プラド ナックル全オーバーホール
本日は、28万キロ走行のランクル78プラドのナックル全オーバーホール作業です
走行シミーが酷く、ナックル裏のオイルシール隙間から等速ジョイントグリスが大量に漏れてきています
この場合は、ナックルのオイルシールの劣化を疑いますが、ハブ自体にガタがあるようですと、
オイルシールに劣化が無くてもオイルを押し出してくるケースもありますので、受け入れ時点でハブのガタ点検は必修ですね~
さっそくナックル部を分解していきますと、「画像5」のように、キングピンベアリング本体のベアリングシートは破断し、ベアリングボールが飛んでしまっています
こうなると、当然シミーは酷く、直進走行でもハンドルのセンターが出ませんね~
ジムニークラスのキングピンベアリング破断はよくご入庫しますが、この重量級のランクル等ですと馬力性能もありますので…
状況が酷い場合には、キングピン本体も折ってきますので、最悪の場合には走行中にナックル外れを起こします
車検や法定点検時には、勿論ハブのガタ点検は必修ですが、ハブベアリングのロックナットのシム調整は定期的に締め付けして行きましょう
日々の点検や、内装、外装の清掃が愛車の寿命を延ばすのには、必要不可欠ですね~
ランクル80 GX 継続車検整備(^^)v
本日は、毎年京都からご来店、ご入庫頂きますY様のランクル81の継続車検整備です
毎年当社にて分解車検整備させて頂いておりますランクルですが、
今回は、トヨタ車の泣き所 ブレーキピストンの固着です
車検時はメーカー問わず、当社ではブレーキオイルの交換実施していますが、ホントにトヨタ車は、ブレーキ固着が多いですね~
特にトヨタ車のダブルピストン車に多いのですが、ピストン首にサビが発生し、ピストン戻りが無くパットを引きずってしまいます
トヨタ車は定期的なキャリパーのオーバーホールが必修ですね
また、今回はタイロットエンドブーツの劣化によるグリス漏れが初期症状ですので、早期交換です
通常ですと、タイロットAssyでしかトヨタ共販は部品供給がありませんが、初期のグリス漏れの場合であれば
ボールジョイントの錆付きがなく、ガタも発生しておりませんので、ブーツのみの交換で安価に修理出来ます
このブーツも当然トヨタでは供給がありませんので、何百もあるブーツ部品から、首、高さ、ボール軸の寸法に合うモノをチョイス
数百円で修理が出来、お客様のお財布応援です
やはり早期発見、早期修理が、未来お財布応援になりますね~
車検完成後はご来店頂けるとの事ですが、本当に助かり、皆さん県外のお客様には、いつもご協力に感謝致しますm(__)m