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95プラド車検と70キーシリンダー全換え
怒涛の年度末が無事終わり、新たな年度の4月に突入しましたが、車検満了は次から次へとやってきます
本日は、95プラドの車検整備 と、ランクル70のキーシリンダー全換え作業です
ランクル70のキーシリンダーは、さすがに20万キロ近く使用してますと、キーシリンダー穴の拡張や、キーの痩せなどにより
「ハンドルロック解除が出来ず、キーが抜けない」 「キーが回らないので、エンジンをかける事が出来ない
」 などと
出先で四苦八苦するケースがあります
今回の場合も、出先でハンドルロックが解除出来ずに、走行不能 メインキーの交換をご依頼頂きましたが…
この場合、ドアキーとエンジンキーと2つ持たないとイケなくなり、不便になりますので、一台分、全シリンダー交換させて頂きました
今の時代はプッシュスタートに、ドアキーフリーの車が多い中、ランクル70などは超アナログですが、そこに魅力を感じますね~
JB23 ボディー錆補修
石川県からご入庫頂きましたY様のJB23のボディー各部の錆補修作業です
20万キロ近く走行されたお気に入りのジムニー 「まだまだ永く乗り続けたいので
」 とご相談受け
エンジン、駆動系、ボディー関係と色々ご心配が多く、当社でお手伝いさせて頂く事となりました
愛車の状態を心配されるという事は、身内を心配するのと同じで、大切だからこそ色々考えてしまうんですよね~
生き物以外に 「愛」 が付くのは車だけです
いつもそうですが、お預かりさせて頂く車には、どれだけ当社がオーナ様の気持ちに入り込むかです
今回の錆補修では、どれだけ現状維持できるかどれだけ食い止めるか
です
現代の技術では、完全に錆を止める事は出来ませんので…
出来る限り現存の錆は除去し→貫通してしまった鉄板部は特殊ボンドで成形穴埋め→刷毛塗り錆止めペイント→ボディー類似色刷毛塗りペイントです
錆部に酸素を触れさせないようにする事が、出来るだけ現状維持させる事です
これで何とか食い止まって下さい プラス門外不出のスペシャル技術 「祈り」 を施しておきました
ヘッドライト裏のバッフル部の錆です
ジムニー幌 ドア脱着式へ加工
本日は、先日お買い上げ頂きました富山県のM様のジムニーの納車前追加加工カスタマイズ作業です
幌ジムニーですので、フルオープンでフロントドアを外したいとの事ですので、ドアヒンジの加工で脱着式へと加工させて頂きました
まずは、ドアヒンジのボルト外しからの作業ですが、これは固くて難を極めます ショックハンマーで固着解除させドア本体を外します
ヒンジ上部のボールを切断し、ピンの下部は 「画像3」 のように、しっかり溶接にて固定させて頂きます
このピン固定をしておかないと大変な事になり ピンが抜けてしまいますと、走行中にドア前部が外れてしまいます
また、ヒンジ上部はコーキング等で防水加工をして、ヒンジピンのサビ折れを防ぎます
また、ドアを外してしまうとドアミラーもドアごと無くなってしまいますので、ボディー側にサイドミラーを付けるよう加工が必要です
左はサイドアンダーミラー取付用ビス穴を使用し、JA11用のミラーを取付出来ますが…
右は取付部はありませんので、取付穴を3か所増設します M5用のビス穴お開け、タップを切ってボルト穴を増設
今からオープン仕様が楽しみです
今年の夏は、石川の千里浜海岸をフルオープンで走ってみたいですね~
月末最終日になってしまい、遅くなってしまいましたが、31日夜、富山まで納車させて頂きますので、もうしばらくお待ち下さい
ランクル60 ブレーキ不調(^^ゞ
本日は、ブレーキ不調で緊急ご入庫のランクル60の修理です
ブレーキが効かないのではないのですが、ブレーキが深く ブレーキペダルが裏板まで当たる位まで深いよです
ブレーキキャリパー、シリンダーピストン、配管各部を点検させて頂きましたがオイル漏れの痕跡はありません
あとはマスターシリンダー内部での圧力抜けしか考えられませんので、さっそくシリンダー本体を外し
インナーキットを抜いて見ると、Oリングに亀裂があります このインナーOリングは 「画像3」 のように2本あり
1本がダメになっても油圧抜けが起こらないようになっているのですが、2本共が経年劣化やゴミの混入などの影響で
補助機能が果たせなくなってしまっています
目視出来ない箇所の故障診断は本当に難しいのですが、過去の経験値を生かす整備技術が本当に大事ですね~
長野県からご入庫、ジャダー修理
本日は、遠い長野県からご入庫頂きましたS様のJB43シェラのジャダー修理です
新車登録から2年、走行11,000キロで 「ジャダー発症」 です
以前から 「ジャダー発症」 でお困りだったそうで…
他社様の対策パーツが組み付けてありますが、組み付け当初は改善するのですが、再発期間が短く、ご相談を受け
1ヵ月近くお待ち頂きましたが、本日、遠方ですが朝一ご入庫頂き
今日は緊急以外の他の修理をすべてストップさせ、2人掛りで集中作業 当日完成で、先程納車させて頂きました
「ジャダー修理」 のブログ書き込みは、修理内容は定番となりますが…
やはり、ジャダー発症の原因の根源部分をしっかり対策しないと、長期改善は致しません
当社の 「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「強化テンションロッド」 の組み付け、各部の加工、調整させて頂きました
60キロ以上で、段差を踏んでも 「ハンドル、ピタリ」 です
悪路でもNOストレス走行出来て、はじめて四駆ですよね
詳しくは、「独自のジャダー修理技術」 のページへ