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三菱ジープ クラッチO/H
本日は、7月にご予約頂いておりました石川県から新規ご入庫のジープのクラッチのオーバーホール作業です
走行は2万キロと少ないのですが、クラッチ滑りによる走行不良との事です
ジープのミッション下ろし作業は、とにかく重く、セルモーター等の周辺部品の外しに難を極めます
ボルト等が緩まない セルモーターが外れない
ミッション本体が外れない
などなど
構造的には通常と何も変わらないのですが、固着とサビによる作業難が有りますね~ 少し涼しくなった時期でホントに良かったです
「画像3」 のようにパーツも大きく、クラッチカバーはとにかく重いし、デカイ
半日掛けてミッションが外れてくれました
ここからは、カバー、ディスク、パイロットベアリング、レリーズベアリングを交換させて頂き、元の職場へ戻してあげます
今回は、クラッチレリーズの動きも良くない為、インナーKitでオーバーホールも良かったのですが…
過去の整備記録によると、8年前にオーバーホールされているようでしたので、この年式になると、いつ部品の供給がストップするか判りませんので
お客様のご了解の上、レリーズAssyにて交換させて頂きました
また22年間、一度も交換歴が無さそうでしたので、燃料フィルターも交換させて頂きました
ディーゼル車の燃料フィルター管理は、噴射ポンプ保護の為には、絶対怠ってなイケない管理ですね
非常に良い状態のジープです永~く大切に乗って下さい
この度は、ご入庫お待ち頂き、ご理解とご協力ありがとうございましたm(__)m このご縁に感謝ですm(__)m
78プラド 電動フリーハブO/H修理
昨日夜、緊急ご入庫のランクル78プラド
走行中、激しい異音が発生 本日からさっそく原因追究作業です
フロント部から異音が発生との事ですので、一番疑わしいのはオートフリーハブです
この電動フリーハブは、経年と共によく壊れますが、モーターを点検してリますと…しっかり動いています
しかし、ハブブロック内のスプラインベアリングは非常にサビが多く、手動で回してみると 「ゴロゴロ」 と油脂の無い乾き切った音
やはりハブプロック本体が原因のようです
但し、このハブブロックはメーカー値上げ値上げで、片側5万円以上と今や高額で、この機会のマニュアルハブへ装換されるお客様も多くいらっしゃいます
しかし今回は、この電動フリーハブをオーバーホール修理させて頂きました
オーバーホール大好きGLOBALでは、NG電動フリーハブを部品取りでストックしておりますので
まずはスプラインベアリングの良好な固体からブラシとモーターを外し、分解組み上げさせて頂きました
マニュアルハブへの装換費用よりも安く修理が出来、お客様のお財布応援させて頂きました
やはり修理で直る事は勿論良い事ですが、それが安価で直れば一番良いですね~
JA22 車検整備&ナックルオイルシール交換
本日は、継続車検でご入庫頂きましたJA22の車検整備です
15万キロのK6Aですが、ナックルのオイルシールが破れてしまっています
ナックルアーム部が錆びてしまい、オイルシールを傷つけてしまいナックル内のグリスを流してしまっています
ナックル分解後、ナックルアームを磨き磨きで凹凸を無くしてからサビ防止剤でカーキングです
この手間が必須です この手間を惜しむと…せっかく交換したオイルシールを直ぐにキズ付けてしまい、キングピンベアリングを固着させ
ジムニー特有の 「ジャダー」 を発症させてしまいます
このひと手間の部分は、お客様にはお見せしませんが、当社の自己満足の範囲ですので、結果調子よく乗って頂ければ、それが当社の喜びです
JB23 ACコンプレッサー、マグネットクラッチ固着(^^ゞ
本日は、お盆休み期間中に、走行異音で緊急搬送にてご入庫されましたJB23のACコンピレッサー修理作業です
24年式、走行4万キロ程度のジムニーに何が起きたのか…と心配しましたが…
異音も相当酷い大きな異音 現車入庫後よく診てみると…ACコンプレッサーのクラッチが焦げ付いてしまっています
ACコンプレッサーのマグネットクラッチの焼き付きのようです
走行4万キロ程度で当社も前例が有りません
原因は他にあるようで、どうもボンネットが社外 「画像5」 に交換されており、そのボンネットに機関冷却効果を上げる為の雨樋のようなフードが6か所
雨降りなどでは、そのままエンジンルーム内には相当の水が入ってくるよです
そのダクトの一か所真下にはACコンプレッサーがあり、クラッチをサビさせてしまいロックしたものと判断です
カスタマイズパーツの製作販売する会社は、商品を売らないとイケませんので、メリット部分だけを誇張されますが、デメリットの説明はキチンと説明される会社は意外に無いようです…
社外パーツ取付による機能向上の裏にあるデメリットもしっかり理解してのカスタマイズを楽しんで下さいね
作業はコンプレッサーボディーのシャフトも既に固着状態でしたので、中古ボディーにマグネットクラッチ組付けで本体オーバーホールさせて頂きました
当然クーラーガスも抜けてしまいますので、真空引き新ガス入れ作業で完成です
今回の修理費用は、社外ボンネット代よりも高くついてしまったのではないでしょうか
お客様も気分はブルーでしょうが、当社も納車時に楽しみが無くホント辛い納車になってしまいました
GLOBAL石川店(^^)v
本日のGLOBALは石川営業所のようなピットになりました
石川県からの新規ご入庫のJB23のジャダー修理と、J55のクラッチオーバーホール作業です
いずれのお客様も2ヵ月近くお待ち頂き、本当にご理解とご協力、このご縁に感謝です。
毎月、コンスタントに入庫します修理が 「ジャダー修理」 です
特にジムニーのJB23系に多くの症状が出てしまいます。
これは、リフトアップ車やノーマル車に関わらず、皆さんご相談頂く内容は
「60キロ位から、ハンドルが異常に揺れだし、速度を落とさないと収まらない」
「いつも、この症状が出る道が決まっている」…などなど
当社もかなり前から、何台ものジムニーを修理させて頂きました。
当初は、「キングピンベアリングにシム増し」 「ナックルストッパーゴム付のオイルシールリング交換」 などなど…
しかし、組み付け当初は改善しますが、やはり しばらくすると、またジャダーが発症してしまいます
特に、ジムニーなどの クロカン車の特性上 悪路など走らないわけにはいきません。
この場限りの修理、調整では、また発症してしまいます。
やはり、ジャダー発症の原因は、「キングピンベアリング本体」 と 「テンションロッドの共振」 です。
そこで、当社では、「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「ジャダー対策強化テンションロッド」 の開発です
今現在、この仕組みによるジャダー修理で、県内外から かなりの台数を修理、調整させて頂きましたが、再発症は「0台」です
現在、ご予約お待ちのお客様も随時ご入庫のご案内させて頂きますので、現在受け入れが遅れて大変ご迷惑お掛けしておりますが
どうか、ご理解の程 宜しくお願い致しますm(__)m
【危険事例】
すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
JB23 車検整備&ジャダー修理とカスタマイズ
本日は、6月末にご予約頂いておりました新規ご入庫のJB23の車検整備とカスタマイズ作業です
走行距離は46000キロ程ですが、「画像2」 のようにフロントのナックル裏から等速ジョイントグリスが漏れ出ています
当然の事ですが、ハブには既にガタが出てしまっており
もしやと思い、お客様に確認してみましたところ…「ハンドルがガタガタ揺れて走れなくなる時が有ります」との事
車検整備以外に修理費用が加算でしまいますが、ご了解の上 「ジャダー修理」 させて頂く事となりました
やはり、ジャダー発症の原因は、「キングピンベアリング本体」 と 「テンションロッドの共振」 です。
そこで、当社では、「ジャダー対策キングピンベアリング」 と 「ジャダー対策強化テンションロッド」 の開発です
今現在、この仕組みによるジャダー修理で、県内外から かなりの台数を修理、調整させて頂きましたが、再発症は「0台」です時速80キロ以上で、道路上のギャップを踏んで頂いても、ジャダー発症はありません。
クロカン走行と並行して使用して頂いているお客様で、修理、調整後、今現在70,000キロ以上走行して頂いてますお客様もいらっしゃいますが、ジャダー再発症は無いようです但し、ベアリングは消耗品ですので、50,000キロ位で、定期交換はお勧め致します。
ジャダー発症によるご相談は、随時させて頂いておりますので、ご遠慮なくお問合わせ下さい。
尚、ご相談の多い、業者様におかれましては、組み付け時の調整がある為、部品交換のみでは、長期症状改善は出来ませんので、技術提供、部品供給は行っておりませんので、ご理解の程 宜しくお願い致します。
今回は車検ご予約と併せて「イカリング付ヘッドライト」と「HID」ご予約頂きましたので、併せてカスタマイズです
社外品のユニットの場合は、防水加工が不十分のパーツが多いようですので、当社では 「画像5」 のように防水加工を施した後、組付けさせて頂きます
この度は、永い間お待たせ致しまして申し訳ありませんでしたm(__)m、お客様のご理解とご協力と、このご縁の感謝致します。
最後まで「情」を持って対応して欲しいものです。
本日は、月に一度の第3日曜定休日ですが、月末が全く見えて来ないので…
お電話は頻繁に鳴っていましたが、一人作業で集中力アップの為、電話は留守電のままピット作業させて頂きました
お電話頂きましたお客様、ホントに申し訳ありません
本日は、先週エンジン不調と、オイル漏れで緊急にご入庫された、新規のお客様K様のランクル80
代車は無くても良いとの事ですのでお預かりさせて頂きました
確かにエンジン吹き上がりも悪いのですが、アイドリングでカタカタとマフラーまで振動しています
オイルはエンジンフロント下部よりダダ漏れ
お話を聞きますと…6月頃にトヨタディーラー様で、タイミングベルトを交換されたそうですが、タイミングベルトカバーを外してみますと…
カバー内がオイルまみれ タイミングベルトもオイルまみれですし、カバーパッキンもボロボロです
ビックリしたのは、タイミングベルトを外して見たところ、タイミングベルトが1コマずれてしまっています
また、カムオイルシールも打ちこみ過ぎで 「画像3」 オイルが漏れてしまっています
これでは、カム/クランクのタイミングが合っていませんので、エンジン吹けは悪いハズ
追い打ちを掛けるように、カムシャフトのフロント部からオイル漏れ、タイミングベルトが切れなくてホント良かったですね~
トヨタさんも6月の納車時の対応が悪かったのでしょう…お客様もトヨタさんに対してクレームも言わず、当社にご来店…
何か不都合、不具合があっても、しっかりクレームを言って頂けるような企業でなくてはイケません
クレームが有るから技術が上がるんです
クレームを言って頂ける事は、まだお客様も期待して頂いている証拠です
怒りを覚えます
当社も絶対ではありませんので、お客様の大切なお車、貴重なお金を預かったのですから最後までしっかり 「情」 を持って対応していきたいです