ブログ
本年最後の車検整備(^^)v
本日は、本年度最後の継続車検となりました、ランクル70とジムニーJB23です
ランクル70のオーナー様は、毎年車検でシャーシ塗装を施工されておりますS様です
20万キロ近く走行されておりますが、非常に状態は良く、この希少なランクル70はおそらく永~く乗って頂けると思います
JB23オーナー様も本当に長~いお付き合いをさせて頂き、ご家族皆様のお車のお手伝いをさせて頂いております
当社も1998年に創業させて頂き、県内外から、本当に多くのお客様とご縁を結ばせて頂き、ホント感謝です
有り難い事に、毎日本当に忙しくお仕事させて頂き、最近では、お仕事のご依頼を受けても1ヵ月~2ヵ月待ちの状態で…
お客様にはホントご迷惑をお掛けしておりますm(__)m
2016年は整備士増員にて、出来る限りお待たせが少なくなるよう、環境を整備していきますので、本年同様宜しくお願い致します
お知り合いの整備士の方で、転職をお考えの方がおられましたら、是非ご紹介頂けますと幸いです
JB系 ショックロアボルト折れ&コイルスプリング折れ
本日は車検でご入庫のJB33ワイドのショックボルト折れとコイルスプリング折れの修理交換です
昨年。リヤデフにARBエアーロッカーとフロントデフにファイナルLSDを組み込みさせて頂きましたH様のジムニー33ワイドですが、
当然この仕様ですので、悪路での無理が効きますので、案の定今回の車検では、修理や交換は必修となってしまいました
JB系のリヤショックのロア側は元々弱く、ショックに大きな衝撃を与えるとすぐにボルトプラグ内で中折れてしまいます
今回の場合も相当な衝撃を与えてしまっているのか ボルトが折れてしまっています
このJB系のリヤショックのロア側ボルトは折れると大変で、ボルトマウント内で折れたボルトが取れなくなり、新たにショックマウント部を新設しないとイケません
「画像3」のように、アップマウントブラケットをトレーディングアームのリヤ側ブッシュボルトを利用して、新しくマウント新設です
本来ですと、ショックボルトと合わせて2か所固定ですが、ボルトが折れていますので…ここは溶接固定で強度を高めます
この様な作業は時間と手間は掛りますが、一番好きな作業でもあり 以前より強度が増していくのが何と言っても良いですね
ワンオフや現物の加工修理には、今までの経験値を大いに試せる技術です
でも修理費がかからいよう、性能の限界値ベースで走行使用して下さいね 永~く楽しくが一番です
ランクル80 スパイダルジョイント打ち換え
本日は、走行異音でご入庫のランクル81 リヤプロペラシャフトのスパイダルジョントの打ち換え作業です
走行中、速度に比例して異音がします との事でご入庫頂きました
走行異音は色々な原因がありますが、試乗したところ、リヤ側より異音があり 速度に比例して異音が早くなっていきます…
この異音は、歯ぎしりのようなきしみ音で、どうもプロペラシャフトのスパイダルジョント部からの異音のようです
走行20万キロを超えてきますと、ベアリング関係の消耗は避けられませんね~
オフロードなどの使用走行ステージにもより、個体差はありますが、早い車両では10万キロでも修理が必要な場合もありましたが…
今回のランクルは良く耐えたケースです
この作業は、「画像2」のように、ジョントケースを抜く作業が大変で、どうしても抜けない場合には焼かないと抜けないケースのあります
人間もそうですが、歳をとると色々な間接の傷みが出てきます スパイダルジョイントはまさに車で言うと 「関節傷み」 と同じですね
ちなみに、この作業で長時間しゃがみ込んでいましたので、私の膝の関節も痛くなってしまいました
石川県からご入庫のランクル70 ナックルO/H
本日は、石川県から新規ご入庫のランクル71のナックルのオーバーホールです
10月にご依頼頂き、整備ご予約でしたが、受け入れが遅くなってしまい申し訳ありませんでしたが、本日ようやく完成致しました
今回のオーバーホールは特に問題があっての作業では無く、定期的な予防整備です
愛車を永~く乗るには、このような定期的整備がホントに必要ですね
このようなオーナー様の車は、やはり状態は非常に良く、こちらと致しましても非常に作業はスムーズに進んで行きます
ただ、今までの整備に専門性が無い為に、ランクル特有の故障予防整備が実施されて無いようで…
今回は、ステアリングのタイロットエンドが未調整でしたので、調整整備させて頂きました
やはりお客様に確認しましたところ、「ハンドル振れがありました」 との事、しっかり整備したあげれば、車はキチンと答えてくれます
この度は、遠方にも関わらずご入庫頂き、社員一同感謝です。
またご縁有りましたら、次回も宜しくお願い致しますm(__)m
ランクル80 革シート張替&パワーシート修理
本日は、ランクル80 Lパッケージのフロントシートの本革張替と電動シートレールの修理です
当時限定販売でしたLパッケージです
革シートは日頃のお手入れはしなくてはイケませんが、なかなか小まめには出来ません
どうしても革表皮のヒビ割れが発生してしまいますね~
あわせて、今回は電動シートが動かなくなってしまっているとの事ですので、革シートの張替と同時に修理させて頂きました
ランクル80の電動シート不良は、ほとんどの場合、サブギヤの不良です
サブギヤボックスの固定パネル外れが原因で、突然動かなくなります
今回はサブギヤ交換と同時にスライド用のモーターも交換させて頂きました
便利な機能ですが、反面このような修理は高額になってしまいますね~
ランクル70 車検整備
本日は、T様のランクル73の車検整備です
毎年車検でご入庫頂いておりますので、特に大きな故障は有りませんが…
今回は、センターマフラーからの排気漏れがあり、お客様のご了解の上、交換させて頂きました
ランクル70系のセンターマフラーの外し方は、よくモータース様からお問合わせがありますが、
トランスファーを下ろさないと交換が出来ません また脱着の際には、サイドステップのアングルも干渉しますのでL型アングルも外します
「知恵の輪」 を外すかのように、トランスファー上部へリヤ側フランジを通過させて外していきます
マフラー修理は、これからの冬に時期には、塩カル散布でサビは促進しますのでしっかり対策しておきましょう
このT様のランクル73は、まだ10万キロ走行で、非常に状態が良いですね~
永~く、オーナー様を乗せて走ってくれそうです