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JB23 継続車検整備 早期発見と早期修理
本日は、JB23ジムニーの継続車検整備作業です
10年20年と、長く乗り熟していきますと、2年に一度の車検整備で
集中整備になるタイミングを迎えることがあります
今回のジムニーも、2年に一度の車検整備は当社で実施させて頂いております車両ですが
今回は、集中整備の発生タイミングとなったようです
「画像2.3」トラブルケースは少ないのですが、エンジンオイルパンのジョイントシール切れによる
オイル漏れが確認されました
また、これは経年劣化による故障ですが、「画像4.5」アームブッシュのブッシュ切れ
テンショナーロッドエンドのブッシュハウジングの変形
これは、素材の特性上、経年劣化によるゴム割れです「画像6.7」
また、ジムニーに限らず、リヤのドライブシャフトベアリングの劣化による
ブレーキドラム内へのデフオイルの混入「画像8.9.10」と
今回の24ヶ月分解整備は、少し費用の掛かる、集中整備となってしまいました
永く乗って行くためには、必要不可欠な整備ですが
今回の修理整備は、やはり経年劣化による故障は、予防が出来ませんが
触診と目視で、このような故障を発見し、早めに対策していく事が重要です
それには、車種ごとの故障事例を、多く経験することで
修理費用や他への被害が大きくなる前に、修理ご提案させて頂く事が、本当のサービス業です
石川県から、ご予約1Day「ジャダー修理」
本日は、今年最初となりましたJB23の「ジャダー修理」作業です
昨年から作業ご予約頂いておりましたジムニーの持病、ジャダー修理です
お隣、石川県からご入庫頂き、ご不便をお掛けしますが
お帰りは、快適快調に走って頂きます
毎月本当に多くのお問い合わせや、作業ご予約を頂いておりますが
現在、受け入れまで2か月近くお待ち頂いております状況に、本当にご迷惑お掛け致しますが
日々の車検とカスタマイズなど、整備士3人でフル作業進行中ですので
どうかご理解を頂きますよう宜しくお願い致します。
ジャダー修理は、基本は強化対策キングピンベアリングの組み込みと自社強化品テンションロッドへの交換し
各所の全調整と締め付けです
その中でも、一番重要な作業は、ナックルアームのサビ取りと防サビ塗装です
ナックルアームは、ルーターブラシとサンドペーパーを駆使し、時間をかけてでもしっかりと磨き上げていきます
また磨き後は、サビ防止剤にて塗装後、組み上げていきます
ジャダーの発症の一番の原因は、ナックル内に水や砂などが混入する事で
ベアリングがサビつき、ベアリングボールを痩せさせてしまう、結果ベアリング本体にガタが出てしまう事です。
せっかく、遠い所からご入庫頂き、ジャダー対策修理をして頂いても
ナックルオイルシールをアームに付着のサビにより、傷つけてしまい、結果、長期改善が出来なくなってしまえば
お客様の貴重な時間と費用をかけても、無駄にさせてしまいます
当社にご相談頂くオーナー様、皆さん仰るのは、いろいろなショップさんや簡易パーツで費用もかけてきましたが
未だ改善しないと…
やはり原因の根本を改善しなくては、長期改善はしませんし、そこまでの分解組み付け工程全てに確信の技術作業あります
【危険事例】 すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
JB23 3インチリフトアップ工作(^^)v
本日は、新規ご入庫の
車両お持ち込みで足回りのリフトアップ工作作業です
GLOBAL3インチキットの組み込み作業ですが
フロントラテラルロッドは、キット付属の当社の「ジャダー対策」の強化ラテラルロッドを使用していきます
最近では、JB64/74のリフトアップ工作ばかりの日々でしたので
JB系の足回り工作は、新鮮な気分になります
JB23のリヤスプリング上部の消音ゴムですが、水抜き穴が開口されていませんので
雨水がゴム内部にしっかりと詰まってしまっています「画像5」
リフトアップ作業などで外した際には、必ず穴あけ加工を実施しておきましょう
これを放置しておきますと、フレームが腐ってしまい、最悪はスプリングが飛び出てきてしまいます
今回のジムニーも、対策がされていませんでしたので
スプリングシート上部が既にサビてしまっており、サビ落とし施工後、サビ止め対策を施工しておきました「画像4」
この度は、遠い所ご来店頂き、本当にありがとうございましたm(__)m
またご縁ありましたら、次回も「全てに全力で」お手伝いさせて頂きますので
今後とも、宜しくお願い致します
京都から、法定点検ご入庫(^^)v
昨年、色替え全塗装のGLOBALコンプリート カスタマイズして頂きました
JB64ジムニーの、法定12ヶ月点検整備にご来店ご入庫頂きました
新車初回の、12ヶ月法定点検の整備実施です
法定点検は、車検と違い、罰則規定は有りませんので、全国的にも実施率は低く
特に故障は無ければ、車検から車検まで、
スタンドさんの営業点検で済ませているオーナー様も多いようですが
当社のお客様は、法定点検実施率は非常に高く
それだけ、愛車を永く、快調に走らせたい気持ちから何でしょうね~
本当に、ありがたい事です
今回のJB64も、1年で1万キロ強と、故障個所は当然ありません
当社の点検内容は、ほぼ車検整備と同等の分解整備となりますので
ブレーキ分解は勿論、各部締め付けや各部グリスアップを実施していきます
但し、今回の新型ジムニーは、ブレーキ鳴きに困っているオーナー様も多いようですが
当社では、新型ジムニーのブレー分解清掃時には、ブレーキパットにダスト逃げの溝に角取り加工を施工させて頂いております
リヤのブレーキドラムも同様に、ブレーキシューの面取りは勿論ですが
ドライブシャフトとドラムの当たり面も、ブラシ研摩でサビ取り後、モリブデングリスでサビ発生を抑止することで
リヤからのブレーキ鳴きも対策していきます
定期的な分解整備は、愛車の延命とトラブル出費などのランニングコストを抑えていきます
愛情は必ず愛車は答えてくれます
生き物以外に「愛」が付くのは、車だけですからね~
極上78プラドの5速マニュアル車!展示車製作開始(^^)v
先月ご案内しておりました、LJ78プラドの13万キロ、5速マニュアル車ですが
ナローボディーかも完了し、
本日から、GLOBALコンプリート製作開始です
内装や外装、下回りシャーシもサビも少なく、非常に状態の良いプラドですが、
当社の展示車基準は、下回りの防錆シャーシ塗装も実施してからの展示となりますので
外装組み戻し作業と並行して、下回りの仕上げも実施していきます
今回の78プラドは、色替え全塗装ではなく、外装状態も非常に良いので
敢えて、レトロ感を出すためにも、純正ツートンカラーで、メッキパーツ部も純正オリジナル仕様で
仕上げていきます
走行もさることながら、マニュアルミッション車
それも、グレードはEXのサンルーフ付車で、本当に希少な、極上の1台です
是非、ご興味ある方は、完成次第展示させて頂きますので、明るい時間帯にじっくりとご覧ください
皆様のご来店、社員一同、心よりお待ちしておりますm(__)m
ようやく辿り着いた年度末!ご成約車整備に着手です(^^)v
怒涛の年度末
登録や、3月満了の継続車検も全て完了し
既にご成約頂いておりました、中古車販売車の納車前整備に着手させて頂きました
3月は車検受け入れご予約が多く、既に展示車ご成約頂いておりましたお客様には
事情説明させて頂き、4月の納車お引渡しの無理も聞いて頂いておりましたm(__)m
本当に皆様、ご理解とご協力に感謝致しますm(__)m
本日から、順次、納車前整備に着手致しましたので
今までの経験と、当社独自の車種別フローチャートを参考に「全てに全力で」
整備させて頂き、満足のいく車両状態で、納車お渡しさせて頂きますので
納車まで、もうしばらくお時間頂けますよう、宜しくお願い致しますm(__)m
ジムニーJA22 ショックアッパーマウント補強修理(^^)v
JA系ジムニーの泣き所でもあります、
フロントショックのアッパーマウント割れですが「画像2・3」
毎回、このマウント割れを見ると、志村けんさんのけんばーちゃんの口を思い出します
元々、鉄板の薄さもありますが
オフロード走行による、ショックの突き上げや、ショックの硬さの問題もありますね~
NETパーツなどでは、マウント下側にインナーワッシャーを組み付けることで
簡易に補強するような修理もあるようですが…
この割れを簡易に避けても、やはり一時凌ぎの修理となります
当社では、3㎜厚ワッシャーを溶接地下付けすることで
マウント本体に強度を持たせ「画像4」
尚且つ、マウント裏にも3㎜厚のワッシャーを、ショック組み込み時に挟み込んでいき、
サビ止め対策実施で、長期良好な状態と強度を維持していきます
カスタマイズも同様ですが、修理は、長期保存できてこそ、お客様からの貴重なお金を頂けます
GRJ76 構造変更申請でオーストラリア仕様から本国仕様へ(^^)v
本日は、昨年OMEの足回りと
同じく、オーストラリアのカイマー社リヤバンパー装着をさせて頂きました
GRJ76ランクルの構造変更申請に伴い
カイマー社の標準テールユニットは、国内基準に不適合な為
本国仕様にカスタマイズ作業です
オーストラリア本国での、テールユニットの発光面積基準の違いから
日本国内の発光面積を有するユニットへ取付変更させて頂きました
ブレーキやウインカー、ブレーキの発光面積の国内基準は、各20㎠以上です。
「画像4」では確かに、本国仕様のユニット発行部では、発光も小さく
後続車への認識不足にもつながりそうです
今回テールユニットとして取付させて頂いたのは
ジムニーなどのカスタマイズではよく使用されています、LEDテールユニット使用させて頂きました
但し、このユニットは海外製品でして、全く防水加工が未施工のモノですので
一旦、全ばらしのコーキング施工を実施させて頂きました
これで明日の検査は、間違いなく合格させて、全スタイルでの構造変更通してきます