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JB23 前後LSD組み込み&クラッチ交換(^^)v
昨年からご予約頂いておりました
石川県からご入庫頂きました、JB23のカスタマイズ工作作業です
作業はせっかくの分解工作ですので、同時進行で、各部の故障整備と修理予防整備も含めて
作業させて頂きます
今回の当社でチョイスさせて頂きましたのは、タニグチさんのファイナルLSDですが
フロント組み込みは、キャリアケースとホーシングケースを削るなどの加工が必要になります
フロントハブ分解では、今後ジャダー発症も可能性ありますので
分解後の組み付けには、当社の「ジャダー対策強化キングピンベアリング」を組み込んでいきます
また、リヤ側も同じく、ドライブシャフトを抜いていきますので
走行距離から予測するところ、ハブベアリングの定期交換や、ホーシングオイルシールの劣化による
ドラムブレーキ内への、デフオイル漏れも可能性大ですので
ここも同時にハブベアリングとリテーナーを圧入交換を実施しておきます
またミッションは、既にレリーズベアリングからの異音も発生しており
カバーとディスクも純正品へと分解交換させて頂きました
クラッチディスクの交換では、他社様では、ディクセル製などの社外部品を使って交換されます場合が多いようですが
社外品の場合、ディスクのスプリングダンパーの強度不足から
微妙なギヤ比範囲での、ミッション異音発生や、登坂走行でのギヤ鳴りと、異音によるストレスが発生しますので
ここはやはり純正品での交換が、一番適格な部品選択となります
またミッション降ろし作業では、クランクリヤのオイルシール交換は、今後必ず発生しますオイル漏れ修理予防のために、同時交換させて頂き
二重のミッション脱着工賃の出費が無いよう、オーナー様の「お財布応援」も大切なご提案整備作業です
本日は、前後LSD組み込み、ミッション分解と3点整備が完了しましたので
明日からは、足回り工作とウインチ搭載へと、作業手進めて行きますので
少し長期になりますが、もうしばらくお時間頂きますので
完成お引渡しまで、楽しみにお待ちください
展示車製作(^^)v JB23 GLOBALコンプリート
本日は、日々の作業に追われ、
年間通して慢性的ですが、展示車不足を回避するため、ストックヤードに保管しています
仕入れ済みの展示車製作用車両の中から、JB23クロスアドベンチャーのマニュアル5速車の
GLOBALコンプリートの製作作業です
当社の展示車製作作業では、全車、足回り組み付け前には、下回りに防錆シャーシ塗装仕上げ後
リフトアップ工作を実施しております
先ずは、下回りの洗浄清掃後、乾燥を待って
防錆シャーシ塗装工程に入り
次は、シャーシ塗料の塗膜乾燥を待って、リフトアップパーツの組み付け作業となります
年始始めから、大雪の影響もあってか
中古車のジムニーやランクルが、良縁あってご成約頂いており
2月3月の車検繁忙期に入る前に、展示車製作を優先的に進めさせて頂きます
ジムニーやランクルなどのサバイバル四駆車にご興味ある方は
是非、ご来店頂き、当社の厳選された中古車や、新車コンプリート車をご覧ください
皆様のご来店、社員一同、心よりお待ちしております
GLOBALアゲトラ 加工カスタマイズ修理(^^)v
本日は、ハードカーゴカバーと開閉式リヤガラスの不具合による、加工修理作業です
今季は、福井県も積雪も多く
このようにハードカバー装着車のテント内結露や、開閉式ガラスのガラスラン気密性の不具合による
室内へも雨漏り…などなど
寒冷地ならではの、地域の適合力を向上させるカスタマイズ工作が必要になります
今回は、結露防止のため、テント内の気密性を下げるがごとく
フロアーテント生地の切開と、猟犬の出庫の際に、カットしたがためのテントもめくれ上がり防止のために
リヤエンド部の幌地の固定作業です
はと目穴あけ加工後、フロアーに取付しましたアイボルトに幌生地を編んでいきます
また、リヤガラスの雨漏りは
テント上部に溜まった雨水が、車体発進時に、一気に前に流れてくるために
許容範囲を超えた雨水が、ガラス開き戸のガラスランを超えて、室内へと流れ込んできます
アルミ板をカットし、窓枠下へ防波堤の如く、オーバーフロー気味の雨水の侵入を
食い止めて行きます
修理もそうですが、経験と修理成功が大切ですが
カスタマイズも、やはり取付後の不具合経験も大きな実績になりますので
お客様の声は大切な「宝」となります
JA22 ショックマウント割れ修理
本日は、JA12・22系にはよくある故障事例となります
フロントショックのアッパーマウント割れによる、ショック突き上げ症状です
JA系のフロントショックのアッパーマウントのボディ強度不足ですが
ショック本体の劣化によるマウントストレスや、悪路走行などで、車体の大きな沈み込みによるショック突き上げなどなど
ショック本体が突き上げてきます
修理方法としては、マウントを切断し、新しいマウントを溶接交換しても良いのですが
同じマウントでは、結局は材質やマウント厚みの改善がなされませんので
現物を補強し、強度を高めるのが一番良い方法になります
先ずは割れてしまったマウント部をフラットに成形後、3㎜厚のワッシャーを溶接していきます
次にショック組み付け時には、マウント裏側からも、同じ3㎜厚のワッシャーで
既存のマウントボディーを挟み込んでいきます
これによって、ショックのシャフトが遊び無くキッチリ固定してきますので、シャフトホールの拡張も防ぐことが出来ます
次に、溶接加工後に一番重要な作業は、加工部のサビ対策ですが
生鉄部のサビ対策には、やはり刷毛塗りが一番です
長期良好な状態を保つための工夫は、時間や手間は惜しまず最善を尽くして行きます
大雪の後には、毎年ですが、ショックマウント割れやワイパーリンク外れなどなど
弱っている部分には、必ず痛みが出てきますね~
ジムニーは悪路走破性抜群で、色んなステージで無理が効く車ですが、旧車は、無理せず、労わった運転をお願い致します
ランクル70 ナロー化&色替え全塗装前準備(^^)v
本日は、ナロー化に伴い、色替え全塗装前の下準備となります、外装と内装ばらし作業です
ご依頼を受けてから、本当に長い期間お預かりしておりましたが
ようやく塗装工場の入庫依頼がありましたので、早速、昨日から塗装前の下準備に着手させて頂きました
現行オーバーフェンダー付きのZX、FRPトップ車ですが
色替え塗装と同時に、オーバーフェンダーレスのナロー化による小型貨物登録のご依頼です
小型4ナンバー貨物になりますと、毎年の車検では、自賠責保険料の減額と高速料金の区間減額が実現します
塗装では、可能な限り塗装段をなくす為に、ガラスやキーシリンダーなど可能な限り外せるパーツは全て外して行きます
今回は、この塗装作業に併せて
ランクル70系のフロントガラスフレームの腐りによる雨漏りが多いですので
フロントガラスフレームも同時に新しいフレームへと、ウエザーストリップ
FRPトップも一旦外し、フレーム上下のパッキンも同時に交換を実施させて頂きます
最近では、本当に入手困難になってきましたランクル70系ディーゼルですが
オーナー様の「まだまだ大切に乗りたい」のご要望に
当社も、今までの経験事例を参考に、「全てに全力で」お手伝いさせて頂きます