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JA22 シリンダーヘッド&ピストン オーバーホール工作(^^)v
本日は、エンジン不調でご入庫頂きました、JA22 K6Aエンジンの
オーバーホール作業です
エンジン不調の原因としては、1番シリンダーの圧縮不良です
K6Aエンジンの3速オートマによくある故障ですが、
3速オートマでの巡行による、高回転走行と熱ダレによる「バルブ痩せ」が原因の一つですが
「画像2」分解後のシリンダーヘッドですが、やはり1番シリンダーのバルブが痩せてしまています
さっそく全バルブの打替え作業となりますが
バルブ交換自体は、粛々と作業進めていくしかありませんが、ここで一番重な作業は
タッペットカバーやシリンダーブロックの、徹底的な洗浄作業です
この作業を怠ると、せっかく組み上げても、残ったスラッジや炭化煤で、バルブ温度が上がってしまい
また「バルブ痩せ」を引き起してしまいます
また、旧車が故の経年消耗となります、ピストンリング痩せから起こる「オイル上がり」
エンジンオイル消費現象ですが
せっかくシリンダーヘッドを降ろしますので、もう一つ工程を進め「ピストン抜き」
ピストンリングの溝に固着しています、スラッジを全て残らず取り除き、オイルドレンを確実に行っていきます
但し、旧車のエンジン整備には、既に廃版パーツも多く
ボルト折れは日常茶飯事ですが、今回もやはりボルト折れが2か所発生しており
シリンダーヘッドは既に廃版品ですので、現物修理です
その際、特にK6Aはオールアルミエンジンですので、ガスも使えません
「画像5」ひたすらドリルとタップで、ボルト穴の修正をしていきます
リフトは一か所1基、集中整備となり、独占されてしまいますが
今月は、あと2台のシリンダーヘッドのオーバーホール作業が控えておりますので、
当分の間、1番リフトはオーバーホール工作で、占有されてしまいます
場外整備も視野に入れ、しばらく好天が続きますように…
石川県から車検ご入庫(^^)v
本日は、お隣石川県から継続車検ご入庫です
当社販売車のジムニーですが、事ある毎に、遠方ながらご入庫頂いておりますが
本当にありがたい事です
さっそく車検分解整備させて頂きました
走行は8万キロ中盤のJB23ですが
エンジン始動とともに、セルモーターから少し異音が発生しているようで、「JB23あるある」ですが
セルモーター内のブラシ消耗による異音発生です
このまま放置しますと、必ずエンジン始動不良となりますので、
オーナー様ご了解のもと、リビルト品へ予防交換させて頂きました
また今回は、タイロットエンドのダストブーツの経年劣化割れも発生しており
幸い、まだグリス漏れはしておりませんので、ボールジョイントには被害が無く
ダストブーツのみ、交換させて頂き、早期発見→予防交換=お財布被害も最小限に抑えることが出来ました
このブーツ破れを放置しますと、ブーツ内へ水が混入し、ボールジョイントをサビさせることで、ボールを痩せさせてしまい
最悪の場合、ジョイントが抜け、ハンドリングが効かなくなり危険な状態になります
日本の車検制度の、貨物1年、乗用2年は理に適っており
早期発見や、消耗品交換・予防修理を実施することで、自動車社会の安全を担っています
消費者は、車検を少しでも安くしてくれるところを探し、尚且つ速い所を求めますが
この動きで、現在、クイック車検作業所が増えているのが事実ですが
ブレーキ分解や、冷却水交換やベルト交換などの整備作業が入れば、クイック車検の歌い文句の40分で車検整備など出来る筈がなく
法定の抜け道をクリアーしていく事を目的にしているだけすね~
車検整備や、法定点検の目的は、全く無視しています
ディラーでは先のニュースでもあったように、
不正車検で、速く、且つ台数消化を実施していきますので、安全からは程遠い法定整備になりますね~
安さを求める車検を今一度、1年に一度、2年に一度の法定点検の重要性を考えましょう
JB64 バンパーカスタマイズ&防錆施工(^^)v
JB64ジムニーのフロントバンパーカウタマイズ工作です
オーナー様からのご要望で
今回は、ペニーレインさんの「ストレートツインバンパー」をチョイス
新型ジムニーのフロントバンパーカスタマズ工作の多くは
フレーム先端の穴あけ加工工作が入りますが、強度低下を避けるための防錆対策は必須項目で
加工部への刷毛塗り防錆施工を実施していきます
スキットプレート取付で、加工部は見えなくなりますが、長期良好な状態であってこそのカスタマイズですし
何と言っても、ラダーフレーム車のフレームサビは致命傷になりますので
ここは、しっかりと防錆対策はしておきたいものです
お客様の愛車への「こだわり」に、当社も、全力でこだわります
JB32シェラ ボディーリフト&フットリフト工作(^^)v
先週からお預かりしております、JB32シェラの
ボディーリフト+フットリフトアップ工作作業です
トータル5インチアップ工作となります、今回のリフトアップですが
ボディーリフト工作には、現車合わせや現車加工が所々に必須作業が入ります
サイドブレーキクランプ延長やステアリングシャフトの延長、ブレーキパイプの取り回し変更などなど…
現車加工作業に必要不可欠な作業工程の中に
ブレーキパイプの取り回し加工に最重要作業工程があります
ブレーキパイプの取り回し変更作業には、パイプの曲げ加工がありますが
この曲げ加工部へのサビ対策が一番重要で、曲げ加工部へは必ず、サビ止め対策に塗料を塗っておきます
このサビ対策をしておかないと、曲げ加工部から、サビによりパイプに穴が開いてしまい、ブレーキオイル漏れが発生します
また、取り回し変更で、パイプがボディー干渉し、パイプが痩せる事から発生する、
ブレーキオイル漏れ防止対策も、コルゲートチューブを被覆することで、しっかりと干渉対策していきます「画像3」
ボディーリフトは、パーツ代は安価なのですが
的確な現車加工が必要ですので、足回りカスタマイズ以上のアップ量を必要とする場合に
+ボディーリフト工作しましょう
JB23 フルコンプリート製作(^^)v
本日は、先週末にお預かりさせて頂きましたJB23の最終工程作業です
足回り組み付けから、タイヤホイール組み込み、外装カスタマイズと…約一週間のお時間を頂きましたが
ようやく完成が見えてきました
足回りの組み込み工作は、ただただひたすら組み込みしていきますが
締め付けや調整、干渉対策や補正、調整は必ず実施していかなくてはイケません
作業進行中は、一つ一つのパーツ組み付けごとに、干渉対策、サビ対策、補正調整と
リフトから着地後の加締め作業と同時に、全ての干渉状況を確認して、足回り完成です
次に着手作業は、外装カスタマイズに移行していきますが
オーナー様の今回の構想は、複数メーカーのパーツの組み合わせとなりますので
各パーツとの相性を合わせていかなくてはイケません
今回も、相性不足から取付不可能なケースも、当然発生してきます
「画像7.8」加工、曲げ、コーキングやサビ止め塗装などなど
難作業は裏方に徹して、お客様の思い描く完成度は落とすことは出来ませんので
手間暇惜しまず、「全てに全力で」カスタマイズ作業していきます
最終的に、お客様に喜んで頂ければ、「全て良し」
日中も涼しい時期になってきましたので、ストレスなく作業ははかどります
石川県から、法定12ヶ月点検ご入庫(^^)v
新車で納車させて頂きました、GLOBALコンプリート車のJB64ジムニーですが
本日は、2年経過の法定12ヶ月点検2回目実施のご入庫です
石川ナンバーの「96-86」グローバルナンバーです
助手席側のフロントガラスに貼られていますダイヤルステッカーは
次回の法定点検実施を表示していますが
この法定点検は、継続車検のように、未検査の場合の罰則規定がありませんので
全国的に受検率は、自家用車も場合は非常に低く
車検満了までは、新車3年、継続車検後2年とトラブルが無ければ、整備工場には入庫しません
但し、当社のお客様の法定点検実施率は非常に高く、それだけ車に対する愛情が高いのでしょうね~
次回車検までの中間にあります、この法定点検整備は
車歴の長い車には、是非お勧め致します
何と言っても、やはり大きな故障が起こる前に、予防整備が出来ることのメリットが大きく
最終的には、故障してからの修理費用を節約できることも多く
5年、10年後の「愛車」の状態には、未実施の車両と比べても、数段差が出てきます
当社の法定点検項目は車検整備と変わらない、全ての項目点検を実施させて頂いており
ブレーキ分解清掃からグリスアップ、各部の締め付け調整などなど
人間で言うところの、毎年の健康診断と一緒ですね~
今回は、直進安定性向上のため、ノーマルステアリングダンパーから、ボトムの太いOEMステダンへ交換させて頂きました
今日は、遠い所ご来店ご入庫頂き、本当にありがとうございましたm(__)m
JB23 GLOBAL 3インチリフトアップ工作(^^)v
本日は、ご予約頂いておりましたJB23のリフトアップ工作作業です
今年も、夏頃からジムニーのお問い合わせも多くなってきましたが、新型ジムニーの入手不足から
JB23系の中古車が人気のようですね~
また、毎年そうですが、年末に向けは、四駆冬支度でしょうか
リフトアップ作業ご依頼が多くなってきましたが、
リフトアップカスタマイズは、ただ車高は高くなれば良いのではなく
ネットでは、ビックリするくらい安価なキットがありますが
ご依頼車は、展示会用ではありませんので…
自動車は「走る、止まる、曲がる」オーナー様の命を乗せて走らせる車です
そこには、絶対の安全と安心はがなくてはイケません
毎月のように、他社様やネットでご購入された車両が、修理ご依頼で入庫してきますが
リフトアップ工作に伴う、ブレーキホースの延長やキャスター角の補正など…
各部、重要な延長加工や補正加工が未対策のカスタマイズ車は本当に多く、
「見栄え良ければ売れる」ですかね
販売会社の「安全」対するこだわりが、無さ過ぎますね
当社のキットは、全て国内製造国産品にこだわり、リコール対応品です
四駆の性能は、安価なキットでは100%引き出すことは出来ません
兵庫県から「アシストグリップ」取付加工ご来店
本日は、以前から加工ご予約頂いておりました
JB74シェラへの「アシストグリップ加工取付」工作作業です
ご予約頂きましてから、本当に長くお待たせ致しました
また、本当に遠方よりご来店頂き、ご不便お掛け致しましたm(__)m
さっそくご依頼のアシストグリップの取付加工です
この、アシストグリップは、トヨタのランクル7#系に標準装備されていますグリップ本体を
ジムニーのAピラーへ取付していきますが
本体グリップにも補強板が入っていますので、よくあるプラスチック成型物とは違い、強度もありますので
当社では、このトヨタ製の純正品を使用しております
ジムニーには、歴代全車、Aピラーアシストグリップは設定が無く
当社では、歴代全型式のジムニーのAピラーへ「アシストグリップ」の取付加工が可能です
新型になればなる程、Aピラーにはカバーが付いてきます。
新型発売当初から、アシストグリップの取付に関する、お問い合わせも多かったのですが
今回のJB64・74系は、JB23.43系よりも、ピラーカバー形状が袋状と今まで以上に複雑になり
試行錯誤の結果
強度を落とすことなく、昨年から、ようやく加工に成功しており
取付後のオーナー様の評価は抜群で
「これは本当に便利です」とのお声も多く、無い知恵絞って、汗かいた甲斐ありました
現在、取付ご依頼も非常に多く、皆様には大変ご迷惑お掛けしておりますが
日々の作業と車検・修理・カスタマイズなどのご予約順に
受け入れさせて頂いておりますので、どうかご理解とご協力を、宜しくお願い致しますm(__)m
詳しくはこちらで「社長一押しアイテム」http://www.global4x4.net/contents/cat30/ でご覧ください。