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ランクル76 フレーム補修&最終メンバー交換
本日は、ご予約整備頂いておりました
最終型ランクル76ディーゼルの6ヶ月法定点検整備作業です
オーナー様から、メンバー交換と下回りシャーシのサビ対策修理のご依頼です
冬の高速走行や、スキーなどのレジャーに使用目的が多いようですが
サビ具合から推測しますと、やはり塩カル被害なんでしょうね~
最終フレームのメンバーが腐ってしまっています「画像2.3」
当時の交換部品は廃版になてしまっていますが、復刻70用のパンチングされたメンバーは部品として供給がありますので
メンバー切断で、新強度のメンバーに交換させて頂きました
サイドフレームでは、フロントテンションロッド取付部のサビが酷く
可能な限りサビを落とし、厚めにサビ止めパテを塗らせて頂き、シャーシ全体のシャーシ塗装を施工していきます
これからの活躍シーズン前の整備としては的確な整備となります
フレームサビは、場所が場所なだけに
カットしての補強は難しく、最低でも現状は維持していかなくてはイケませんので
塩カル被害の恐れがあるロード走行後は、真水で塩分を落としてあげるのは、現状維持には必須ですね~
法定点検では、2年前にフル整備でご入庫頂いておりますので
大きな故障交換は無く、今回は、予防修理のグロープラグの交換だけお勧めさせて頂きました
20万キロランクル
まだまだこれからが本領発揮です
30万、40万キロ目指しましょう
社外テールのコーキング施工(^^)v
先週事ですが、
「ブレーキを踏むと、メーター内にリバース(R)シフトが点灯する」
その後他の警告灯も点灯しだすとの事で
ダイナモ発電不良の疑いもあったので、現場へ急行…緊急ご入庫頂きましたハイエース修理です
走行は、まだ10万キロようやく超えたところ
ダイナモ故障にはまだ早いような感じです
個体点検でも十分に発電はされていますし、当社には先月、継続車検で整備したばかり…
故障原因を探るべく、各部点検を実施しましたところ
どうも、カスタマイズ交換されておりますテールユニットが悪戯しているようです
さっそく、テールユニットの交換をお勧め致しました
オーナ―様曰く、やはりテールがは純正では他のカスタマイズとの全体的な見栄えもありますので
やはりLEDテールユニットでも交換ご依頼ですが
やはり、この社外テール交換作業に必要不可欠作業工程となります
ユニット本体へのコーキング施工と、ボディーとの防水擦り合わせは必修工程です
製品としてはコーキングはされていますが、再度コーキング施工と、配線基板部のコーキングを実施
併せて、ボディーとユニットの密着性に欠けますので、純正ガスケットをもう一枚貼り付けることで
車体とユニットへも水の混入を完全に食い止めて行きます
おそらく今回の原因としましては
ユニット本体への水の混入による基盤ショートが原因のようです
ジムニー、アゲトラ新車コンプリート製作、続々入庫(^^)v
年末怒涛の新車入庫です
ご注文頂いておりました、新型ジムニーやシェラ、続いてハイゼットトラックと…続々入庫してきます
さっそくお客様のご要望のカスタマイズに着手していきます
そんな本日は、シェラへのアピオさんのしし狩りバンパーとエプロン取付作業です
純正バンパー交換作業ですが、キズ防止のための養生は可能な限り対策していきます
先ずはフロントフレーム先への穴あけ加工ですが
やはり穴あけや切開に伴う、サビ対策は必須作業ですが
取付用に付属されています、ボルトやナット類にも、長期良好な状態を保って欲しいので
サビ対策にクリアー塗装を施しておきます
カスタマイズは見栄え良くを目的ですので、取付後、サビが出てくるようでは
折角の見栄えが台無しですね~
この一手間が、新品取付時には絶対にしておきたいサビ対策です「画像3」
また、バンパー交換に伴う、フェンダーライナーの成形カット作業ですが
ここは当社のセンスが一番試される加工作業ですので、斬新で且つ、純正のように違和感なく仕上げていきます「画像4」
次は、ウーハーとフロントスピーカー交換の電装カスタマイズです
今回は助手席下へ、ウーハー本体を取り付けて行きます。
配線は可能な限り隠していく事で、配線被覆による電装品トラブルを防いでいきます
今年の新型ジムニーの登録納車予定数は残り3台出来そうですので
大変永らくお待ち頂いておりましたお客様には、
待ちに待った、クリスマスプレゼントになりそうです
78プラド 6ヶ月法定点検&リフトアップ工作(^^)v
本日は、78プラドの法定点検分解整備とリフトアップ作業です
ご予約頂きましてから、受け入れが遅れてしまい本当に申し訳ありませんでしたが
お客様のご理解と、ご協力に感謝致しますm(__)m
さっそく点検整備作業ですが、毎年当社にて車検整備ご入庫頂いており
貨物6ヶ月法定点検ですので、実質半年ごとのご入庫整備となります
分解整備には、特に緊急性にあう故障修理や予防修理も無く、全行程の整備実施させてお頂きました
今回は、点検実施と併せて、2インチアップ工作のご依頼ですので
折角ですので、新調足回り組み付け前に、シャーシ廻りのサビ落とし塗装を実施させて頂きました
シャーシ廻りの状態も良く、ボルト切開などの加工は必要なく
スムーズにリフトアップ工作が進みます
「画像10・11」リフトアップ工作の際に外した、ボルトやナット類の剥がれ落ちたシャーシ塗料は、
組み付け後は再度ブラック塗料で刷毛塗り実施しておきます
但し、ランクルなどのリフトアップ作業に伴う、
ステアリングのセンター出し作業で、ステアリングロッドの調整がありますが
多くの場合、このターンバックルロッドが固着しており
止む追えず、ハンドルの抜き差しでステアリングセンターを出しておられます会社様もありますが
これは、左右の切り角回転差が生じ、正確なセンター出しは出来ません
オーナー様には分からない事ですが、ここはやはり自己満足ですが
当社では、固着していようが、ロッドでの調整にあくまでもこだわります
一旦、ステアリングロッドAssyを外し「画像6・7」
ガスを使用し、焼く、冷やすを繰り返しながら、何としても緩めて行きます
世間一般では、自己満足という言葉は良くない事と言われてますが
この自己満足のレベルを上げる事のこだわりが、必ず完成度合いが上がり
納車お引渡し時が楽しみになります
車の販売にも言えますが
当社は、販売など営業重視の企業ではありませんので
売れた時の喜びよりも、納車時が一番嬉しくなくてはイケませんね~
JA22 アーム曲がり&フロントパイプ溶接修理
先週のお仕事ですが…
他社様にてご購入されたジムニーですが
フロントパイプからの排気漏れによる排気音によるお悩みでご入庫されました
リヤのテールマフラーは今年当社にて交換済みですが
このフロントパイプは既に廃版となっており、新調は出来ません
今後の車検の事もありますので、ここは現物修理するほか方法はありませんので
さっそく本体を外し、排気漏れの箇所の特定をさせて頂きます
「画像2」のように、腐食による大きな穴が開いてしまっています
先ずは、サビを徹底的にグラインダーで取り除いていきます…が
この場合の多くは、サビを取り除くことで、数倍もの大きな穴が現れます
ここは、新車外しのストック品から、溶接チップを切り出し
完全に排気穴を塞いでいきます
折れた遮熱板も再生させ、サビ止め耐熱塗装を施し、本体を再生させていきます
また今回は、リフトアップに伴う、フロントキャスター角の補正も未実施でしたので
より安全に、直進安定性確保のため、オーナー様の補正の必要性をご提案させて頂き
さっそくキャスターブッシュの圧入をと思ったのですが…
「画像6」ナント リーディングアームが曲がってしまっています
お客様曰く、「真っ直ぐ走らないのはリフトアップ車だから」と思っていたらしく
確かに、キャスター角が未補正ですので直進性は悪いのですが
それ以上に、これだけアームが曲がってしまっていれば、左右のホイールベースが違ってきます
おそらく販売店さんは気が付いているでしょう
作業をしていても腹立たしさが込み上げてきます
命を乗せて走る車です
安全は何をおいても一番に考えて欲しいです
ジムニー専門ではないので気付きませんでしたでは済みません
整備工場は専門職です
当社では、専門外の外車四駆の修理・カスタマイズのお問い合わせも頂きますが
曖昧な知識でお客様にご迷惑はお掛けしたくありませんので、当社では受け入れしておりません。
「餅は餅屋です」
お客様の笑顔のために!
旧車の修理には、既に部品が廃版となってしまっている事も多く
現物を修理するケースが良くあります
例えば、よくある24V部品の基盤修理や、モーター類の加工修理など
やってみなくては分からないチャレンジ
しかし、根本にあるのは「お客様の笑顔のために」ですが
現状で断らず、先ずは修理を請ける事からスタートします
色んなストックパーツや工具を駆使し、
また専門知識を持ってる社員や、当社のその道に明るいお客様の知恵を頂きながら
今まで、幾つもの難題をクリアーしてきました
「当社のお客様が、他のお客様のために」と力を貸してくれます
23年前に以前の会社から独立させて頂き、ここまで育ててくれたのは、社員とお客様でした
この当社の技術は、惜しみなく「全てに全力で」使わせて頂きます
今年も残り1か月(^^ゞ 追い込み真っ最中です!
GLOBAL2020も残り1か月となりましたが
実質稼働日数は、定休日と年末休みを引き算しますと、残り22日
1月満了までの継続車検や、販売車納車、カスタマイズ・修理ご予約分を考えますと
家に帰っても、ドキドキしてきます
お尻に火が付いた状態での整備やカスタマイズはご法度のGLOBALですので
一日は24時間ありますので、残日ばかりに気を取られないよう
やはり、社訓にあります「全てに全力で」を念頭に、最大限、完成満足にこだわっていきます
ピット内は北陸の自動車屋の風物詩になりますが、スタッドレスタイヤで満杯状態ですが
ランクルやサファリなどの、ビックフットが入庫してきますと
ただでさえ狭いピットが、より狭くなり
整備士の移動も、迷路のようにピット内を動きます
まだまだ年末は見えてきませんが
年末年始の連休をゆっくり休む為に、今が一番堪え時です
夕方からの寒さにも負けず、頑張らせて頂きます