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78プラド センターマフラー交換(^^)v
本日は、78プラドのマフラーサビ穴による排気漏れによる
センターマフラーの交換作業です
県内問わず、モータース様から技術指南でお問い合わせの多い作業の一つが
今回の、70系ランクルのセンターマフラー交換作業です
作業工程の問い合わせでは、古いセンターマフラーは、二つに切断して外したのは良いのですが
取り換えで、さすがに新品を切るわけにもいかず、どのような方法で作業されていますか
とのお問い合わせですが…
70系ランクルのセンターマフラーは、サイドフレームの上を通していますので
前後のジョイントを外しても、簡単には抜けてきません
そこで、先ずは右サイドステップの3番アングルを外して行きます「画像3」
次は、ミッションジャッキを使って
トランスファー付きミッション本体を降ろすため
サイドフレームの、ミッションメンバー取付部のボルト8ヶ所を外し
センターマフラーのフランジ部の外径幅の分だけ、最小限ミッション本体を降ろしていきます「画像1」
そこで、ミッション上部に隙間ができますので、センターマフラーを
知恵の輪のように抜いていきます
メーカーは、車体製造段階では、シャーシに車軸、エンジン、駆動系を組んだ後
ボディーを載せているので、センターマフラー交換作業という、整備性まで考えていなかったのでしょうね~
JB23 リーディング・トレーディングアーム交換
本日は、新規にカスタマイズご予約頂きました
JB23の前後アームの交換作業です
アーム本体は、ハイブリッジさんの曲がり保証付きサスペンションアームです
フロントのリーディングアーム脱着交換は時短クイックでの交換可能ですが
リヤのトレーディングアームは
交換後の、ABSセンサー配線クランプは増設加工が必要となります
インシュロックなどで固定しておられますオーナー様も多いようですが
固定はやはり難しく、悪路走行では草や枯れ木で、ワイヤー配線が引っ張られてしまい
断線故障の原因にもなってしまいます
当社では、各アームサイドにM6タップでクランプ固定用のクランプ箇所を増設していき「画像2」
本体アームの中身は中空ですので、水の混入により内部からのサビ付きを防止するため
クランプステーとの間には、コーキング剤を挟み込んで、サイドブレーキワイヤークランプと同時に
ABSセンサーワイヤーをキッチリ固定していきます「画像2.4」
社外パーツを使ってのカスタマイズの場合は、ただ交換するのではなく
ひと手間加えることで、故障とパーツの寿命を延ばしていく事が
一番重要なカスタマイズ加工作業です
新車コンプリート 続々完成納車待ち(^^)v
追い込み追い込みの結果
当社GLOBAL新車コンプリートの、ジムニーやハイゼットアゲトラですが
続々と完成納車待ちとなっております
また、登録ナンバーも県内外に関わらず、グローバル「96-86」ナンバーでの登録頂き
本当にありがたい事で、感謝致しますm(__)m
最近では、他社様でご購入されましたジムニーやハイゼットトラックの
車両お持ち込みコンプリート製作ご依頼も多く
新車をカスタムする作業が、日々多くなってきており
狭いピットで作業しますと、思わぬところで、新車に傷をつけてしまいますので
作業ピットの整理整頓が、日常管理となっています
このところ、晴天にも恵まれていますので
比較的ストレスなく、場外でも作業が出来ますので、本当にありがたい天候です
今月末も続々新車が入庫予定ですので
この好天期間に、可能な限り作業進めて行きます
JB23の持病「ジャダー修理」加工(^^)v
本日は、JB23の「ジャダー修理」作業です
毎月本当に多くのお問い合わせや、作業ご予約を頂いておりますが
現在、受け入れまで2か月近くお待ち頂いております状況に、本当にご迷惑お掛け致しますが
日々の車検とカスタマイズなど、整備士3人でフル作業進行中ですので
どうかご理解を頂きますよう宜しくお願い致します。
ジャダー修理は、基本は強化対策キングピンベアリングの組み込みと自社強化品テンションロッドへの交換し
各所の全調整と締め付けです
その中でも、一番重要な作業は、ナックルアームのサビ取りと防サビ塗装です
「画像4」ナックルアームは、ルーターブラシとサンドペーパーを駆使し、時間をかけてでもしっかりと磨き上げていきます
また磨き後は、サビ防止剤にて塗装後、組み上げていきます
ジャダーの発症の一番の原因は、ナックル内に水や砂などが混入する事で
ベアリングがサビつき、ベアリングボールを痩せさせてしまう、結果ベアリング本体にガタが出てしまう事です。
せっかく、遠い所からご入庫頂き、ジャダー対策修理をして頂いても
ナックルオイルシールをアームに付着のサビにより、傷つけてしまい、結果、長期改善が出来なくなってしまえば
お客様の貴重な時間と費用をかけても、無駄にさせてしまいます
当社にご相談頂くオーナー様、皆さん仰るのは、いろいろなショップさんや簡易パーツで費用もかけてきましたが
未だ改善しないと…
やはり原因の根本を改善しなくては、長期改善はしませんし、そこまでの分解組み付け工程全てに確信の技術作業あります
【危険事例】 すでにジャダーが発症しているキングピンベアリングに、シム増しにより調整をした場合の キングピンベアリングの破断事例です→こちら!!
ランクル60・70・80 3型ご入庫(^^)v
今週は、週明けからランクル三昧となりましたGLOBALピットです
ランクル61、78プラド、71プラド、ランクル81と
車検や修理などと、ビックフットが4台、3型種入庫してきますと
やはりピットは狭くなってきますね~
71プラドのご入庫修理は
エンジン始動不調での搬送ご入庫となりましたが
始動不調の症状は頻繁ではなく、月に1.2回程度の不調履歴だそうです
また、不調時でも、長めのクランキングでエンジンは始動するとの事
回数多めのクランキングで始動となれば、先ず疑うのはグロープラグですが
12万キロの走行距離から推測すれば、グロープラグの可能性は低く
やはり燃料系トラブルを疑います
燃料キャップとフィルターは、昨年の販売時に既に交換済みです
次は燃料噴射ポンプですが
現時点では、燃料漏れは発生しておりません
ただ、今までの経験値ですが、カバナOリング劣化で同じような故障事例がありましたので
さっそくガバナハウジングを開封してみますと
「画像7」やはりガバナOリングに亀裂割れを発見
ここからエアー吸い込んで、始動不調を起こしたようです
さっそくハウジングボディーのガスケットと、ガバナOリングの交換で
修理完了です
これから外気温度が下がってくると、燃料が固くなりますので
益々エンジン始動が悪くなってきますので
早期に対応出来てホントに良かったです