7型JB23ジムニーの分解車検整備作業です
オドメーターは25万キロ走行車ですが、販売整備やオイル交換は、
全行程漏れなく当社で管理させて頂いておりますジムニーです
車検整備では、流石に25万キロ走行ですので、消耗品以外にも
経年劣化による部品の交換も必要になってきます
今回は、フロントナックルのキングピンのピン抜けがあり、同時に車歴2回目となりました
ナックルオーバーホール作業となりました
当然、オーバーホールで使用しますキングピンベアリングは、当社の「ジャダー対策キングピンベアリング」を組み込んでいきます
受け入れ時のオーナー様のご要望事項でもありますが、
エンジン始動と同時に、毎回「4WD」に駆動が切り替わってしまう症状があり、始動と共に「2WD」へと
入力しながら走行開始とされておられるようです
さっそく四駆システムの点検実施していきますが、入電圧に問題はなさそうです
ここで疑っていくのは、トランスファー外付けの4WDアクチェーターモーターです
さっそくモーター分解していきますと、モーターブラシやギヤ回りが錆びついており
モーター固着による、突入電流の異常信号が原因のようです
少々高額なモーターではありますが、ジムニーで四駆切り替えが出来ないのは意味を成しませんので
さっそくモーターAssy交換を実施させて頂きました
但し、このモーター交換は簡単なようで、そうでは無く
トランスファーのスライドギヤとモーター組み込み時のチャンネルが間違えると大変な事になり
せっかく交換したモーターを壊してしまいます
モーターを空転させてモーターギヤ位置とギヤシャフトの位置決めを確実に行っていきます
オーナー様曰く、今後も30万キロ超えと…まだまだ走りますとの事
お客様の「乗り続けたい」に、当社も全力で、サポートさせて頂きます