本日は、遠い所継続車検整備でご入庫頂きました、ランクル60の分解整備作業です
昨年の車検でも、ご入庫頂きましたランクル60ですが
昨年も当社にて分解車検実施させて頂きましたので、消耗品交換や定期交換部品の発生はありません
但し今回は、トヨタ車の泣き所
ブレーキキャリパーピストンの固着による、ブレーキ引きずりが判明し
オーナー様のご了解の元、フロントブレーキのキャリパーのオーバーホール工作となりました
ランクル系のフロントブレーキの多くは、Wピストンとなっておりますが
固着有きの設計でしょうか、1ピストンが固着してもブレーキ制動が無くならないようになっています
さっそく、キャリパーを割って、ピストンを抜いていきますと
やはりピストン首がサビついてしまっています
このオーバーホール工作でシリンダーホールのサビ取りは勿論ですが、
実は一番重要な作業は、キャリパーハウジングの汚れサビ取りです
ここを手を抜くと、ハウジングに汚れや泥が付着し易くなり
せっかく新調したピストンを短時間でサビさせてしまいます
汚れ落とし後は、サビ止めと汚れの付着防止効果も含め、キャリパーハウジングを塗装実施します
当社もゴールデンウィーク突入まで立て込みますが、まだ自動車の整備部品は欠品や遅れなく入庫してきておりますので
早め早めの受け入れで、スマートに連休へ突入していけたらイイな~