本日は、22万キロ走行のランクル77の車検整備です
以前、当社で納めさせて頂きましたランクルですが、遠方の為、毎年のご入庫が叶わず 今回はお客様の地元整備屋さんが
重作業でお手上げになり、久しびりのご入庫です
車が 「戻って来ました」 と言っているようで
何だか切なくなってきます
さっそく分解整備ですが… やはり久しぶりのGLOBAL入庫ですので、細かな整備はあまり無く、あちこちと手を入れなくてはイケないようで…
大きな整備では、やはり22万キロ フロントのナックルはナックル裏からのグリス漏れが酷く、全オーバーホールです
車検などの入庫の度に、毎回ハブのシム調整がされていないので、タイヤ動きにガタがありますので、ナックルグリスを押し出してきます
当然ナックルとオイルシールとの間に隙間が出ますので、ナックル内に水などの水分が混入し、キングピンベアリングをサビさせてしまい
ハブ本体のガタが出てきます
他、リヤのプロペラシャフトのスパイダルジョイントのガタ ラジエターからの冷却水漏れ・燃料噴射ポンプへのウォーターホースからの冷却水漏れ
スタビボルト痩せによるブッシュ遊び リヤマフラー折れ
などなど…
しばらく実家に泊ってもらい、来週からは付きっきりの整備になりそうです、元気にGLOBALピットから出庫させる為、気合いを入れての作業となりそうです