本日は、HZJ73ランクルの
燃料漏れによる、噴射ポンプのオーバーホール工作と
パーキングブレーキケーブルの製作工作作業です
燃料漏れは、噴射ポンプからの軽油漏れですが
ポンプ本体裏側から燃料漏れが発生しておりますので、車上では修理は難しく
噴射ポンプAssy取り外しにて、オーバーホール工作となりました
ポンプ本体脱着ですので、タイミングベルトも外していきます
次回交換時期も近く、オーバーホール工作と同時に、タイミングベルトとウォーターポンプの定期交換も実施させて頂きました
次は、サイドブレーキが効かないとの、修理ご依頼ですが…
既に、ブレーキワイヤーは伸び切っており、引きしろMAXですが、リヤドラム裏のベルクランクは全く無反応です
通常ですと、このブレーキワイヤーを交換すれば直るのですが…
ナント このパーツ、メーカーは既に製造廃止となっており
最終型74のミドルボディーのワイヤーも既に製廃
ならばと、70や71のショート用のワイヤーは、辛うじてメーカー在庫ありましたので
加工ベースに調達出来ました
しかし、当然長さが合う訳も無く
ミドルボディー用に、長さ延長しなくては、リヤブレーキシューを動かすことは不可能です
今回の修理ご依頼車は、マニュアル車ですので、サイドブレーキ無くしては駐車は難しく
有るものを加工してでも、ワイヤは作らなくてはイケません
そこで、旧ワイヤと新調ワイヤーを使って、車両合わせしていき
73用のサイドブレーキワイヤーを作っていきます
基本的には、ワイヤークランプを利用し、ワイヤー長を伸ばしていきますが
クランプ締めだけでは、万が一抜けてしまえば、ブレーキ制動は0となりますので
クランプ抜け防止に、2本のワイヤーを溶接にて固定しておきます
40系や60系などでは、製廃の為にワンオフ製作や現物修理は当たり前ですが
70系も、最近では少しづつ製廃部品も増えてきましたね~
ランクルオーナー様そうなる前に、早め早めの早期予防交換をお勧め致します