本日は、毎年当社にて継続車検で分解整備させて頂いておりますランクル74の
車検整備です
当社では、ジムニーやランクル系のフロントハブの締め付け調整は、車検ご入庫時には必修作業とさせて頂いておりますが
やはり19万キロ走行です
「画像3」ベアリングボール痩せもあり、締め付け調整も限界で、これ以上シム調整を行いますと
ベアリング焼き付けを引き起こし、スピンドルを折ってしまい、重大事故に繋がりますので
お客様の説明と、ご了解を頂き、左右のハブベアリングの打ち替えを実施させて頂きました
今年は先の福井豪雪の影響からでしょうか…
ジムニーやランクルなどの、ハブベアリング消耗事例は多く、今月だけでも5台は作業させて頂いております
お陰様で、外されたグリスまみれのベアリングは、ダストボックスは廃棄ベアリングで満杯状態です
また今回は、下回りの防錆シャーシ塗装もご依頼頂きましたので
洗浄、乾燥後、リーフスプリングリーフスプリングなどの社外パーツはシルバーで塗装後
マスキング式にて保護させて頂き、細かなところまで、シャーシ溶剤にて塗膜を張っていきます
これから冬に入りますので、凍結剤などの塩カリ被害防止も含め、下回りの保護も大切な愛車管理です