本日は、ご成約頂きました、ディーゼル最終型ランクル76の販売車納車前整備です
走行は19万キロ車ですが、当社の車種別整備マニュアルに沿っての販売車整備となります
現車は当社の整備歴はない車両ですので
目視と触診、前オーナー様の整備記録をもとに整備実施していきます
今後トラブルの予想されます箇所は当然整備実施していきますが
先ずは、発電系のオルタネーター、燃料系のフューエルキャップ、冷却系のサーモスタットは走行距離から判断しますと
交換必須ですね
また、15万キロ超えの場合、グロープラグも予防交換は必須です
今回の車両は、1万キロ後にはタイミングベルトの定期交換時期にきますので
ウォーターポンプと、カムシャフトのフロント側オイルシールも早期予防交換を実施させて頂きました
また、交換歴が無さそうなナックル部ですが
やはり分解してみますとベアリング消耗もありそうですので
フロントナックル部も、定期交換実施として、ナックル全オーバーホール工作で
全ベアリングの打替え実施です
触診では、走行距離では順当に消耗しております、エアコンコンプレーサーのクラッチ付きプーリーにはガタがありますので
コンプレッサーも併せて交換実施させて頂きます
新しいオーナー様の今後の費用負担を無くすためにも、可能な限りの知識と経験事例を生かして
今後、30万キロ40万キロ
と
快調に走ってくれることで、オーナー様の愛情を注いで頂けるよう、お客様の「愛車作り」に
全社員「全てに全力で」お手伝いさせて頂きます
後はもう少し細かな部分にも手を入れていきますので、納車までもうしばらくお待ちくださいm(__)m