本日は、継続車検でご入庫頂きました71プラドの「4WD作動不良」修理です
70系プラドの4WD作動不良の多くは、電動フリーハブの故障が多いのですが…
今回のプラドの場合、トランスファーの作動も無く、フロント側プロペラシャフトも駆動しません
併せて、故障事例の多い電動フリーハブのブラシも消耗してしまい、ブラシも無くなってしまっています
トランスファーの故障診断では、スイッチONで4WDアクチェーターへの電源電圧が微弱と診断
バキューム圧もありません
配線図で、電圧、入力回路を辿っていきますと…どうもスイッチ本体がONで信号を出力しないようで
スインチ裏へ12V電源を直接入力しますと、トランスファーは動いてくれます
さっそくスイッチを分解してみますと、どうもスイッチ内の接点不良のようで…
基盤部と、ブラシ接点部を磨いてから組み上げ、作動確認しますと、トランスファー作動完了です
あとは、電動フリーハブの修理ですが
新品新価は、片側50,000円近くと高額ですので、故障部のブラシの再生です
スイッチとフリーハブ修理で、部品交換と高額ご請求しなくて済み
今回もお客様の「お財布応援」のお手伝いが出来ました
どんなに「お気に入りの愛車」でも、故障費用などのコストが掛ってきますと
大切な愛車でも愛情が薄れてきますね~
予防修理や定期修理は絶対に必要ですが、節約してもよい修理内容は出費が少ない方が良いです
当社もその為のお手伝い
社員一同「全てに全力で」頑張らせて頂きます お気に入りの愛車
永~く乗って下さい