本日は、継続車検でご入庫頂きましたランクル80です
車検ご入庫の際の受け入れご要望で、走行シミー現象の診断修理ご依頼ですが
リフトアップ車などのカスタム車に多いシミー現象の多くは
ステアリングダンパーの劣化や、タイロットエンドのボールジョイントの劣化、テンションロッドエンドのブッシュ劣化など
大きくはこの3か所の劣化が原因とされるケースが多いですが
受け入れ点検実施では、この3か所の劣化によるガタはありません
車体を揺さぶりながら下回りのチェックをしても、何処にも異常は見られません
そこで、テスト走行してみます…
ナントやはり「シミー」は発生します
このような、経験事例が無く、原因が判明しにくい修理には、技術よりも精神面が一番重要で
「必ず治す」という気合が一番大切です
先ずは故障原因箇所には、必ずと言っていい程、大小はありますが異音が発生する筈です
この歳になりますと、若いモノには聞こえるモスキート音は聞こえませんが…
故障異音は聞こえる筈です
必ず治すの気合で聞こえてくる筈です
やはり聞こえました テンションロッドのボルト痩せです
「画像2」この痩せが原因なんですね~
また経験値が上がりました