当社の代表扱い車種となりますジムニーやランクルですが
ジムニーは、初代生産から現在まで全ての全型式が前後リジットアクスル方式ですし
ランクルは70系、80系までのプラドを含め、全型式が同じく前後リジットアクスル方式です
当社のピットでは、決して珍しくはないのですが
本日ご入庫頂きましたランクル80の車検整備ですが
皆さん本当に良く走って頂いておりますので、ハブ回りのベアリング打替えは、当社では日常茶飯事です
廃棄用ペール缶は、2か月位で外したベアリングで直ぐに一杯になります
今回ご入庫のランクル80も、リヤハブのベアリング打替えとなりました
フロントハブは10万キロごとの定期交換はお勧め致しますが…
今回は、リヤのフルフロートベアリングの交換となりました。
「画像2」デフオイルがブレーキドラム内に漏れてきており、ブレーキシューがデフオイルで濡れてしまい
サイドブレーキの制動が出ません
車1台に使用されていますベアリングは、大きなものから10㎜ほどの小さなベアリングまで、
数え切れないほどのベアリングがありますが
その中でも、定期的な交換の重要性を持ったベアリングがハブベアリングです
消耗をすれば、ダイレクトに走行や燃費に不具合が生じます
「画像4」この10㎝ほどのベアリングで、車重1トン、2トンの走行安定性を維持しているんです
やはり定期的な分解整備と定期交換は必須ですね~
「画像5」また今回は、乗車定員の変更申請に伴い、既存のセカンドシートのリクライニング可動のシートの取付となりました。
但し、登録は普通貨物ですので、荷室占有面積を確保するためにも
背もたれのリクライニング機構はNGですので、リクライニングレバーの加工も併せて実施させて頂きました