本日のGLOBALピットですが、ランクル80が3台ピットインです
お陰様で好天に恵まれ、汗だくのビックフット整備の日となりました
路面温度も上がってきますと、オイルシールの硬化が進んでいます個体では
オイル粘度を食い止める威力も無くなり、油脂類の漏れを引き起こしてきます
今回のランクルも、リヤデフからのオイル漏れによる修理ご入庫ですが
ピニオンフランジのオイルシールの劣化による、デフオイル漏れのようです
この修理の場合、オイルシールのみを交換するモータース様も多いようですが、
ピニオンフランジも同時に交換をお勧め致します
どうしても交換をしないのであれば、既存のフランジのオイルシールとの当たり面は、しっかりとペーパーなどで
凹凸を修正してから組み戻しましょう
せっかく打ち換えたオイルシールに傷が付いてしまい、再度オイル漏れを引き起こします
続いて3番ピットでは、タイミングベルトの定期交換とオルタネーターの予防交換作業が完了しました80ですが
オーナー様のお持ち込み、フェンダーミラー仕様に左右フェンダーへの取付加工です
取付には、当然アンカーボルトでの固定となりますので
フェンダーパネルへは、穴あけ加工が必須作業となります
加工穴には、強度低下を避けるための防錆対策は必須工程となりますが、後付けの場合、
フェンダーミラーステー裏のパネル補強がしてありませんので
固定用アンカーボルトを締め付けの際には、大径の裏ワッシャーを取付6か所に挟み込んでいき、
振動による、フェンダーミラー本体のブレを食い止めていきます
覗き込むようなこんな作業は、メガネの内側に汗が滴り
魚眼レンズのようになりますが、このこだわりがお客様の喜びに繋がると信じて「全てに全力で」頑張らせて頂きます