本日は、ようやく修理完了致しましたJA12ジムニーのエンジン不調修理報告です
継続車検ご予約日程前に、燃料漏れが発覚し
緊急でご入庫頂きましたジムニーですが、
以前から、アイドリング時のハンチング症状があり、このお預かりしたタイミングで
車検整備と併せて、故障原因を突き止めていきます
燃料漏れの原因は、タンク下部にサビにより、小さなピンホール穴が開いてしまい、駐車時でもガソリンが漏れてきます
燃料タンクという事で、溶接修理も出来ませんので、タンクAssyにて交換修理となってしましました
ここからが本番のエンジン不調修理ですが、
F6Aエンジンのハンチング現象の多くは、ISCバルブの悪戯が原因としては多いのですが、
テストパーツに交換しても、症状は改善しません
それなら他に原因がと…水温℃センサーやスロットルセンサーなど、
抵抗測定やテストパーツに交換していって原因を一個づつ潰してきますが、それでも全く改善してくれません
そこで残ったのは、一番厄介なエンジンコンピューターですが、
気持ちはハズレて欲しいと祈りながら
さっそく本体ハウジングを開いてみると、小さくて分かり辛いですが、コンデンサーが割れてしまっています「画像1.2」
そこで、テスト用CPUに交換しても不調改善しませんので、やはり他が原因かと、改めてISCバルブを交換すると、見事に改善しました
これは、ISCバルブから異常信号でCPUが壊れたのか、CPUが先に壊れてISCバルブが壊れたのかは判断出来ませんが、
どちらも交換修理となってしまいました という、長い時間お預かりしてしまって、ごめんなさいのお話ですm(__)m