本日は、JB23のクラッチオーバーホール作業とクランクリヤオイルシールの打替え作業です
走行は16万キロのジムニーですが、ニュートラルギヤでクラッチOFFでミッション付近からの異音でご入庫頂きました
お客様の異音ご説明ですと、疑うのは「レリーズベアリング」ですね~
早速、ミッション本体を下ろしてみますと、やはりレリーズベアリングは既にオイルが無く
手で回してみますと「カサカサ音」と、やはりこれが悪戯していますね~
せっかく走行16万キロのミッションを下ろしましたし、ディスク消耗もありますので、予防作業として
クラッチディスク、カバーも同時交換させて頂きました
他社様では、ディクセル製などの社外ディスクやカバーを使用されますが、
当社では、社外品は使用しません
社外品の場合、クラッチ交換後トルク不足による登坂道でのクラッチ異音を引き起こします
原因は、このカバーのスプリング強度不足によるものです
社外品は安くて良いのですが、チョイスを間違えるとやはり一番被害を受けるのはお客様です
利益追求型整備は絶対にしてはイケません
また今回は、今後トラブル発生は疑われますクラックリヤからのエンジンオイル漏れも対策していきます
オイル漏れ発生で、再度ミッション下ろしのような高額な作業工賃を頂かないよう
フライホイール外しから、もう少し作業手を加えて行けば「クランクリヤオイルシール」も目の前です
シール打替えもしておきましょう
やはり愛車でも、維持費や修理費が嵩むと愛着が無くなってしまいますからね~
本体内部の汚れ落としから組み付けまで、今回もGLOBALが、全力でお手伝いさせて頂きました