本日は、珍しくJB43シェラが2台入庫しております
いずれの車両も走行18万キロ、21万キロと過走行車ですが
まだまだ現役 お客様お気に入りのジムニーシェラです
18万キロシェラは、当社販売のコンプリートですが
日々オフロード走行で酷使しております車両ですが、43シェラのオートマミッションの耐久性は
当社の経験では、良いイメージはなく
今回、走行不能になり、緊急修理となりました
オートマミッションを動かすシステムとしては、周辺装置色々ありますが
当社の故障診断は、ミッション本体と判断させて頂き、リビルトミッションへの載せ替え修理とさせて頂きました
当然ミッション脱着作業ですので、
今後、エンジンオイル漏れトラブルの多い
クランクリヤのオイルシールも、せっかくですので関連交換実施させて頂きました
このオイルシール自体は2500円程の部品代ですが、後々オイル漏れが発生しますと
再度ミッションを降ろさなくてはイケなく、2倍の作業工賃が発生してしまいますからね~
費用の掛かるご提案ですが、結果、後々お客様のお財布応援になりますので、ここはしっかり修理のご提案をしなくてはイケません
また、21万キロシェラは、
エンジン不調で、当社に新規にご入庫頂きました
冷間時のアイドリング不調とハンチング現象です
さっそく燃調系、点火系の総点検となりますが
先ずはプラグの消耗です。
プラグ外しの為、バルブカバーを外し、イグニッションコードを抜いていきますと…
プラグホール内にオイルが満タン状態「画像5」
これでは、スパーク電流がリークしてしまいますね~
さっそくタペットカバーを外し、パッキンの交換とプラグ交換実施です
冷間時のアイドリング不調は、おそらくスロットルボディーのカーボン溜まりなのでしょう
スロットルボディー内部のカーボン除去と清掃で、快調に走ってくれると思われます
記録簿などで整備歴を推測するに、近年ではスパークプラグやタペットカバーの加締め、カバーパッキンの交換歴はないようですので
過走行でも、車検や点検時にしっかりと整備して頂ければ
至って快調に走ってくれますので、日々の愛車管理は大切です 実施してあげて下さい
車への愛情は、必ず走りで答えてくれます