トヨタ系4ピストンブレーキキャリパーは本当に固着が多いですね
ホンダは意外に昔から、アルミ製ピストンを使っていますが
最近では、輸入車や国産他車メーカーでも、アルミ製に代わってきています
当社のように、旧車が多い整備工場では
ブレーキキャリパーのオーバーホールは、毎週のようにキャリパーを割って、オーバーホール工作に勤しみます
ブレーキオイルの交換は、1年もしくは2年に一度は交換実施していても
スチール製ピストンの首は錆びてきます
キャリパー本体も、経年サビが出ていますので、ピストンへのサビ移りの原因もありますが
やはり、素材とシール材の管理が必要ですね~
ブレーキの特性上、熱して冷ましての繰り返しですので
永久的には使用は無理ですが、やはり泥や、ブレーキダストを貯め込むことで、乾燥出来ずに
サビが回ってしまいます
このような、キャリパー割によるオーバーホール工作では
ピストン打替え前のシリンダー内のサビの徹底除去と、キャリパーハウジングのサビ取りが一番重要で、
ピストン打替え後は、キャリパーボディーへの汚れ付着防止にサビ止め塗装も実施しておきます
車を止める為の大切な機能ですので、ここはしっかりと整備していきましょう