先日、緊急でご入庫頂きました、ハイラックス112トラックの
エンジン始動不良の故障診断修理と、引き続き、継続車検の分解整備作業です
エンジン始動不良でレッカー搬送にてご入庫頂きましたハイラックスですが
2Lエンジンの場合の故障疑いの箇所は何ヶ所かあります。
先ず疑うのは燃料系とセルモーターですね～
今回の場合は、クランキングは勢い良く回りますので、
フューエルパイプなどの腐りからくる燃料エアー噛み
または、フューエルキャップからの、これもエアー噛み
などなど、各部分の故障診断からスタートですが、特に問題は無いようです
次に疑うのは噴射ポンプですが、正常であって欲しいと期待して故障診断をしていきますが
噴射ポンプからエンジン本体への給油が無いようです
ディーゼル車の場合、多走行になってきますと一度は手を入れなくてはイケない噴射ポンプですが
今回がその時期なのでしょう…リビルト品への交換作業となってしまいました
タイミングベルト分解からスタートですが、折角ここまで分解しますので
カムやクランクオイルシールの打替えも関連実施させて頂きました
エンジン始動後は、来月初めに車検満了となりますので、引き続き車検整備を実施させて頂きました
定番修理となりますが、トヨタ系の泣き所
ブレーキキャリパー固着もあり、今月はこれで4台目となります
キャリパーオーバーホール工作です
また、フロント左右のドライブシャフトのインナーブーツ破れもあり、これも車検ではNGですので
ブーツ交換と…重作業となった今回の修理車検整備でした
