本日は、ハイラックス170Hトラックが「エンジン始動不良」でご入庫です
朝一番のエンジンスタートで、クランキングを数秒トライしても、なかなかエンジンがかからないとのこと
一度始動させてしまえば、それから一日は、通常通りエンジン始動するとの事ですが…
さっそくお預かりさせて頂き、故障診断させて頂きますが、やはりお客様の言う通り
普通にエンジンは始動してしまいます
このような場合は、やはり故障時と同じ状況にするために、一晩ピット外で駐車させて頂きます
翌朝、予熱後クランキングしてみますと、やはり数秒クランクしてもエンジンはかかりません
先ずは、燃料系を疑ってみますが、燃調もOK
エンジンコンピューターの基盤点検もOK
エンジン圧縮もOK
次は、プラグですが、グロープラグまでの電圧はありますが、プラグを一旦外し、予熱状態を確認しますと
どうも予熱温度が低いようです
さっそく4本のグロープラグを交換し、また一度、ピット外で一晩駐車させ、翌朝リトライです
キーONで予熱後、一発始動
近代の車両と違い、コンピューター診断が不可能ですので、
故障原因を一個づつ潰していき、結果原因が判明しますと、やはり嬉しいものです
最悪、高額修理となります、噴射ポンプの場合の想定していましたので
安価に修理が出来たことと、2重の喜びでした