本日は、新規ご入庫の青森ナンバーのジムニー32シェラ修理です
転勤で福井に来られたW様、「冬は活躍してくれるので、永~く乗りたいので点検して下さい」とご入庫です
以前から、冷却水のサブタンクが一週間で空になってしまう…など自覚症状が有り、ラジエターへキャップテスターで圧をかけてみますが…
エンジンルーム内や室内などに、漏れは何処にも確認出来ません
ヘッド歪みやガスケット抜けを疑ってみますが、ラジエターへの噴き上がりは有りません
あまりこの様な症状に経験がありませんので、不可解で難問です
ならば、しばらくアイドリングで水温を上げてみましょう ということで、しばらく待っていると
スロットルボディーの裏からのウォーターホース部分から、結構な量の冷却水が漏れてきます
整備記録簿によると、以前、九州出張の際にラジエター本体を交換された記録があり、どうもその修理の際に周りのヒーターホースを
交換したようで、微妙に正規の長さより短く サーモスタットが開くと圧がかかってホースが抜けそうになって、そこの部分から
漏れていたようです
正規の長さと曲げのある純正ホースに交換させて頂き、お悩みの修理は完成です
あわせて点検もご依頼を請けましたので、12ヵ月点検実施させて頂きました
点検の中で、今回修理のご提案させて頂きました箇所は、
「画像3」バルブカバーパッキンの劣化によるエンジンオイル漏れ。
「画像4」リヤのブレーキドラム内にデフオイルが混入あり。リヤハブベアリング交換とオイルシール打ち換え。
「画像6」JA系定番の劣化部 トレーディングアームのホーシング前側のブッシュカラー抜け…など
お客様にご説明させて頂き、ご理解の上 修理させて頂きました
「画像6」の修理は、ディーラー様や他店では、アームブッシュのみの部品供給は有りませんので、アームAssy交換になります…が
お財布応援企業のGLOBALでは、ブッシュのみ打ち換えさせて頂いております
W様、浮いたお金で、2016年のお餅はいっぱい食べて下さいね この度のご縁感謝致しますm(__)m