本日は、28万キロ走行のランクル70のフロントブレーキ引きずり修理です
トヨタ系のブレーキピストン固着修理は多く、殆どのオーナー様は車検時の分解整備時にしかブレーキの引きずりに気がつきません
当然、燃費も悪く…ディスクパットが左右均等に減っていきません
今回の場合も車検入庫で発覚
さっそく、キャリパーを分解してみると 画像1のようにピストンの首の部分が錆びてしまっています…この状態ですとピストンが戻らないのでブレーキパッドを押出したままの状態ですので、常にブレーキがかかってしまっています
ランクルなどの重量級の車輛の場合は、慣性力が大きいので引きずりにあまり気づきません
ダブルピストンですので、1キャリパーに4個のピストンです
シリンダー側のサビは、可能な限りワイヤーグラインダーで取り除きます オーバーホール後の走りはスムーズで快快調です
「こんなに変わるのなら、早く治しておけば良かった~」……でした