本日は、緊急ご入庫頂きました71プラドのセンターマフラー折れの修理作業です
80系ランクルや、70系プラドのマフラー排気漏れは、経年数により
フロントパイプのフレキシブルジョントからの排気漏れは良くありますが
次に多いのは、排気パイプに一番底辺になります、プロントパイプとセンターマフラーのジョント部ですね~
ドロップでボディーの一番下の位置になる箇所でもありますし、前輪の直ぐ後方に位置しておりますので
水しぶきも一番かかる場所でもありますので、どうしてもサビやすく傷みやすい部分です
排気漏れ箇所は、リヤテールマフラーにも及んでおり
70系プラドの部品廃版も少しづつ発生しておりますので、お客様の了解のもと
今回は、フロントからリヤテールまで、全交換とさせて頂きました
パイプ本体が全体的にサビている状況ですので、エキマニの6角フランジボルトも容易には緩みませんし
ボルト緩めで失敗するとナット頭が舐めてしまい、エキマニ本体を外すという工賃増にもなります
ここは一発勝負ですので、先ずはボルトを焼きヘックス角で緩めていきます
大概の場合は、スタットボルトごと緩んできますので、ボルト準備は必須ですね~
また、センターマフラーはサイドフレーム上部の隙間を通していますので
ミッション本体を移動させながら、知恵の輪のように抜いていきます
ようやく作業も終盤を迎えた頃、何処からともなく軽油の匂いがしてきます
よく見ると、噴射ポンプから燃料が漏れているようです
さっそく点検してみますと、噴射ポンプ上部のパッキンから漏れてくるようで…
オーナー様に確認してみますと、数日前から駐車場に滲み漏れ跡があったらしく
ここはディーゼルエンジンの心臓部ですので、見て見ぬ振りは絶対出来ませんので
追加修理となってしまいましたが、パッキンOリングの交換を実施させて頂きました
ディーゼルオーナー様は、長く乗る為には、一度は通らなくてはイケない噴射ポンプ修理
費用最小限で、当社としてもお手伝いさせて頂きます