本日は、リヤブレーキ引きずりによる故障でご入庫の78プラドの修理作業です
昨日シーズンタイヤ交換でご近所のGSでタイヤ交換されたようですが、そこで「リヤのブレーキパッドがほぼ残厚ないですよ」…と言われたそうで
ブレーキパッドを交換して欲しいとのご来店です
さっそくタイヤ裏から覗き込んで見ますと、確かにブレーキパッドが残厚1㎜程です
しかしこのプラドは、当社にて、車検や点検と整備管理させて頂いていますので、整備記録を確認しますと…2万キロ程前にリヤのブレーキパッドの交換履歴が有ります
もしやと思い、試乗してみると…ブレーキの引きずりのような違和感があり
タイヤを外して確認したところ、やはりリヤブレーキの固着による、ローター引きずりです
ブレーキキャリパー固着は本当にトヨタ車の欠点ですね~、トヨタ車のブレーキキャリパーO/Hは定期的な整備がやはり必要だな…と
という事で、さっそく左右のブレーキキャリパーのオーバーホールさせて頂きました
「画像3」で確認できますが、抜いたピストンシリンダーが錆により歪んでしまっていますね~
これではピストン戻りが出来ず、フルタイムブレーキング状態で、ローターを引きずってしまいます
当然ブレーキパッドはフル消耗ですので、燃費も悪かったのではないのでしょうか
当社も大切なお客様の愛車を管理させて頂いており、お金のかかるご提案は出来る限り避けたいのですが…
サービス作業には色々ありますが、今まで経験した、メーカーや車種の色んなトラブル事例をご説明させて頂き、費用はかかりますが、まずはご提案させて頂く
これも大切なお客様サービスなのだなと…思った本日の修理作業でした