本日は、ステアリングシミーのお悩みで、先月、点検修理のご予約頂いておりました
ランクル77がご入庫です
3年ほど前に、ランクル専門店にてご購入されたようで、
毎年の車検も、ご購入先の整備を受けておられたようです
が、…シミー現象の故障診断ですが…
ナント、標準で装着されている筈の、ステアリングダンパーが本体ごと装着されておられず
左右のハブベアリングも、大きくガタが出ています
また、車検時には点検項目にもあります、タイロットのガタですが
70系タイロットエンドは締め付け調整が可能ですが
調整締め付けされたような跡も無く
このステアリング振れでは、リフトアップされ、尚且つ、大径タイヤを装着されていますので
ハブベアリングやタイロットには、かなりのストレスが掛かっていたのでしょうね~
お客様曰く、「リフトアップ車はこんなものかと思っていました」
そのように思わせてしまう販売店様には大きな責任がありますね~
今回の受け入れでは、リフトアップ工作による、ロードセーシングボルトの延長加工が未補正でしたので
そこの部分も問診させて頂きますと、これも「リフトアップ車だから仕方ないのかと…」思われていたようで
当社としても、他社様の仕事の粗探ししているようで、本当に気持ち良いものではないのですが
3年間のお客様の気持ちを察しますと、腹立たしく思ってきます
お車を買って頂く事への感謝の気持ちは、どこで表すのでしょうか
スタイルや、形になっていれば、70は売れる商品でしょうが…
次のご縁を頂けなければ、全てのお取引に、喜びがないという事です
当社も襟を正して、日々精進です
やはり商売は、お客様が、日々笑って頂けるような「笑売」に徹しなくては…と思った
今回の整備でした