本日のGLOBALピットは、昭和のモータース風景となりました
ランクル61の継続車検と、販売車のランクル60の2台です
販売車の整備は、程度良好のランクル60ですので今後の故障予測交換整備も含め、後日詳しくアップさせて頂きます
継続車検でご入庫のランクル61ですが、昨年他社さまでご購入された車両で、今回車検では初めて当社にご入庫頂きました
先日、冷却水漏れでご入庫頂き、ウォーターポンプ交換をさせて頂いたのですが…
車検分解整備では、ブレーキサブタンクのオイルが半分以下と、ブレーキオイル漏れが疑われます
これだけの量が漏れるとなると、目視でおおよその漏れ箇所は判断可能なのですが…
まず疑うのはブレーキホースですが、亀裂は有るもののオイル漏れ跡は有りません
また、よくトラブルを起こす、リヤのシリンダーからのオイル漏れ跡も無く…
マスター付近も…
どうもフロントキャリパーからオイル滲みがあるようで、ブレーキパットも湿気っています
さっそくキャリパーのオーバーホールから作業開始です
ピストン固着はありませんので、左右8個のピストン交換から、シールキットの打ち換えです
シリンダー壁はエアーブラシを駆使し、新しく込み込んだピストン首がサビないようサビ対策です
あとは、キャリパーハウジングの汚れや、サビを落とし、キャリパー塗装もさせて頂きました
既に小さな亀裂が入っているブレーキホースも同時に交換させて頂き、
しばらくはブレーキトラブルが起きないよう、ブレーキシステム回路の再点検後、完成点検させて頂き
来年12ヵ月後には、快調でご入庫頂きますように