今年も必ず冬はやって来ますが、積雪が多いのか少ないのかは分かりませんが
活躍必須の四駆だからこそ
季節前の点検は大切です
そんな今週は、ジムニーやランクルなどの季節前法定点検ご予約車両が入庫してきております
平成一桁辺りのランクルやジムニーは
四駆の作動確認は、これからの時期は点検必須ですね~
今週ご入庫のジムニーも、やはり四駆作動がNGで
原因は、マニュアルフリーハブ内のサビによる固着が原因です
雪道走行時のタイミングでなければ、四駆を作動させない車両の場合は、
いざ…という時に四駆が入らないなどのトラブルが発生します
マニュアルハブを分解していきますと、やはりグリスの劣化と湿気でスプラインは固着
こうなると、ハブ本体のオーバーホール作業で修理していくしか方法はありません
スプリングやロックピン、ハブスイッチなど、全て分解し
サビと古いグリスなど可能な限り除去していき、
新油の湿布と、液体パッキン湿布を施し、再度組み戻していきます
今回は、トレーディングアームのブッシュの劣化も現認出来ましたので
アクスル側、左右4個の打替えも実施
この打替え作業は、冬の悪路走行でも、乗り心地は驚くほど劇的に改善しますよ
最近の異常気象を考えると
今季も、日本のどこかで災害級の積雪があっても不思議ではないですね
四駆を乗っていれば良いのではなく、その性能を出せてこその四駆です