本日は、1KZディーゼルターボが3台入庫しております
平成5年に発売され、当時はトヨタ最高峰と言われておりました1KZターボです
当時は、100系ハイエースにも搭載されておりましたが
私個人的にも非常に大好きなエンジンです
一台は、長崎県から福井にお勤めのお客様ですが
エンジンからのオイル漏れのご相談でご来店頂きましたが、燃料噴射ポンプからの燃料漏れと判断です
漏れも非常に多く、今回は車上での修理は困難なため、ポンプ本体の脱着修理とさせて頂きました
併せて、走行17万キロ走行ですが、燃料フィルターの交換歴も無いようです
1KZの最近のトラブル発生率の多い、フィルターキャップの交換もお勧めさせて頂き
ご理解にもと、セットにて交換させて頂きました
また、中央のリフトに上がった130ハイラックスですが、
新規ご入庫の継続車検整備です
今回の受け入れでは、トヨタ車泣き所のブレーキピストン固着です
当然ブレーキ制動は弱く、引きずりを起こしていますのでブレーキパットも消耗気味ですね~
フロントはWピストンキャリパーですので、左右で計8個のピストン交換と併せて、キャリパーのオーバーホール作業です
相当長い期間固着していたのでしょう
内1個のピストンが、どうにもこうにも抜けてきません
焼いて、叩いて、バイスで固定しナントかしてでも抜かないと、キャリパーAssyでの交換になってしまいます
格闘しながらも、何とか抜けましたが、この作業工賃は整備指数では反映しませんので
お客様のお財布応援させて頂きますね~
3台目の78プラドは、これもランクル系のオートフリーハブの故障です
お客様によっては、電動フリーハブが新価で片側5万円以上と高額なため、マニュアルハブへと装換ご依頼も多いのですが
今回の個体は、モーター自体は完動ですので、ブラシ修理で安価でオーバーホールが可能です
オーバーホールや加工が大好きな血が騒ぎますので、ハブブラシ部の修理をお勧めし、当社担当整備士が修理させて頂きました
21年前に独立させて頂き、4X4GLOBALを立ち上げた頃を思い出します
当時は、毎日のように、1KZプラドや1HDランクルばかり触っていたのを…