本日は、お盆休み期間中に、走行異音で緊急搬送にてご入庫されましたJB23のACコンピレッサー修理作業です
24年式、走行4万キロ程度のジムニーに何が起きたのか…と心配しましたが…
異音も相当酷い大きな異音 現車入庫後よく診てみると…ACコンプレッサーのクラッチが焦げ付いてしまっています
ACコンプレッサーのマグネットクラッチの焼き付きのようです
走行4万キロ程度で当社も前例が有りません
原因は他にあるようで、どうもボンネットが社外 「画像5」 に交換されており、そのボンネットに機関冷却効果を上げる為の雨樋のようなフードが6か所
雨降りなどでは、そのままエンジンルーム内には相当の水が入ってくるよです
そのダクトの一か所真下にはACコンプレッサーがあり、クラッチをサビさせてしまいロックしたものと判断です
カスタマイズパーツの製作販売する会社は、商品を売らないとイケませんので、メリット部分だけを誇張されますが、デメリットの説明はキチンと説明される会社は意外に無いようです…
社外パーツ取付による機能向上の裏にあるデメリットもしっかり理解してのカスタマイズを楽しんで下さいね
作業はコンプレッサーボディーのシャフトも既に固着状態でしたので、中古ボディーにマグネットクラッチ組付けで本体オーバーホールさせて頂きました
当然クーラーガスも抜けてしまいますので、真空引き新ガス入れ作業で完成です
今回の修理費用は、社外ボンネット代よりも高くついてしまったのではないでしょうか
お客様も気分はブルーでしょうが、当社も納車時に楽しみが無くホント辛い納車になってしまいました