JA22 ショックマウント割れ修理

本日は、JA12・22系にはよくある故障事例となります
フロントショックのアッパーマウント割れによる、ショック突き上げ症状ですcoldsweats01

JA系のフロントショックのアッパーマウントのボディ強度不足ですが
ショック本体の劣化によるマウントストレスや、悪路走行などで、車体の大きな沈み込みによるショック突き上げなどなど
ショック本体が突き上げてきますsweat02

修理方法としては、マウントを切断し、新しいマウントを溶接交換しても良いのですが
同じマウントでは、結局は材質やマウント厚みの改善がなされませんので
現物を補強し、強度を高めるのが一番良い方法になりますgood

先ずは割れてしまったマウント部をフラットに成形後、3㎜厚のワッシャーを溶接していきますup
次にショック組み付け時には、マウント裏側からも、同じ3㎜厚のワッシャーで
既存のマウントボディーを挟み込んでいきますgood
これによって、ショックのシャフトが遊び無くキッチリ固定してきますので、シャフトホールの拡張も防ぐことが出来ますflair

次に、溶接加工後に一番重要な作業は、加工部のサビ対策ですが
生鉄部のサビ対策には、やはり刷毛塗りが一番ですup
長期良好な状態を保つための工夫は、時間や手間は惜しまず最善を尽くして行きますhappy01

大雪の後には、毎年ですが、ショックマウント割れやワイパーリンク外れなどなど
弱っている部分には、必ず痛みが出てきますね~coldsweats01
ジムニーは悪路走破性抜群で、色んなステージで無理が効く車ですが、旧車は、無理せず、労わった運転をお願い致しますhappy01

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