本日は、エンジン不調で緊急ご入庫頂きましたJA22ジムニーの
シリンダーヘッドのオーバーホール作業です
K6Aのヘッドは、3速オートマの場合は熱ダレによるバルブ痩せが多くみられます
また、症状としましては、アイドリング不調や加速不良など
シリンダーの圧縮不良によるもので
修理方法としては、インテーク側、エキマニ側の計12本のバルブの交換は必要となります
ここで一番重要な作業のひとつが
シリンダーブロックとカバーの洗浄作業です
この作業を怠ると、折角バルブを交換しても、内部に残されたスラッジなどで
オイルパッキンなどを傷めてしまい、オイル下がりなどの症状が発生する可能性があります
整備作業の一つ一つには、必ず意味があり、全ての工程がしっかり作業されて
組み上がっていく事で結果が出ます
やはり、お尻に火ついたような作業時間では、整備成功はあり得ませんね~